言霊
ヒトの声には『言霊』というのがある。それは気付かずに皆が使っている。
時として毒をもたらす刃となって私達に向かってくる
それは、友達であれ恋人・家族・自分であっても
皆は知っているだろうか言霊を刃に使っていることを
おそらく世界に平和なんて存在しないんだ。現に今、僕等の前で毒を撒いているのだから。
ここは僕の通う神木高校壱年四組の教室である。確かに勉強好きが集まるわけでもなく偏差値もそれほど高くない。何かと問題を起こすだけど皆が皆ではない。それは断言しとく。
さて話を戻すか、毎時間教科担当の先生がやって毎日毒を撒く。世間では体罰と言った事が国内で多発していた為か、暴言又は強い言葉で生徒を畏縮させていた。
例えば、始めっから話を聞かない人達だと決めつけ「なんで、私言ったよね」と言ってきた。だがその中にはきちんと聞いていたものが居た。結果先生は一言もそんな事は言っていなかった。だがその子はその空気の中発言は出来るだろうか、自分の勘違いだろうと思ってしまうのではないかと考える。
部活動で女子が2人男子が10人くらい居た女子は2人で楽しく会話したり行動をしていた。男子だってそうだ男子同士で会話していた。そしたらどうだその顧問は
「女子はいつも一緒すぎだよ」
と言ってきた。皆はどう思うだろうか、いけない事なのだろうか、女子はって…
ボールを集めるときだって皆こつこつ集めていたら、男子3人ほど捕まえて遊んでいた合計3人で100球以上散らばっているボールを集めていた。
別に自分のことを言っている訳ではないが後ろからの笑い声小言、被害妄想が激しいという人もいるだろう。でもそう思われるには理由があったら被害とは言わないだろう妄想とは言わないだろう。
キモイ・死ねただ直線的な言葉だけでない。相手が嫌に思うような言葉じゃない行動となったらまた違うだろう。
何か言われたことのある人は、相手の言動には敏感になってしまう、それは当たり前のことだろう。
わからない人というのは、理由を考えたことのない人だろう。自分で考えられない人だろう。
あなたは、私はどっちだろうか。
相手を縛ってしまうような言葉、「言霊」はいつでもあなたのそばにいる。
学校であったら、親友・同級生・後輩・先輩・先生
身近にいる、恋人・家族
他には職場の同僚・部下・上司
お店内では「セール」「安売り」簡単に買ってしまう、でも本当に欲しいのかいるものなのか、本当に安いのか。などを考えて毎回買っている人などほとんどいないだろう。
簡単に口にしている言葉を改めて意識を持って発言して欲しい。
その言葉はあなたには軽い言葉だろう、だが相手にはどんなに重い言葉になっているのか少し考えて
言葉一つ「言霊」となって相手の人生まで変わってしまうこともあるのだから。
言霊
身近にあったことをもとに思っていることを書いてみました。
相手が誰だと、少しは気お付けて欲しいです