人間と悪魔12話
夏といったら海なので、海のお話を書いてみました!!
3日間の休日を作って海に行くことになった東たち。
桂木と坂内はとても楽しそうな表情をしているが、東はダルそうな顔を
していた。なぜなら村長戦のあとに休まずに海にいくからだ。
それぞれ私宅の準備を済ましていて、今は車のなかで桂木と坂内だけがはしゃいでいる。
「いやぁー海、楽しみだな!!」
「はい!本当に楽しみです!ここのところ仕事続きでしたから?。」
「そっかー、東に扱き使われたんだな?。じゃあ今日は東に日ごろの仕返しをしよう!」
「はい!東さん、覚悟しておいてくださいよ?!」
東はだるそうな表情で、坂内たちに言った。
「なにを覚悟すればいいんだ・・・。」
そんな会話をしてる内に海が見えてきて、その海の海岸には人がたくさんいた。
「うわ?人がたくさんいますね?。」
「こりゃあ場所を取るのが大変そうだな。」
こうして何事もなく海に着き、車の後ろから浮き輪、ボートなどを出し3人は海岸に向かった。
「今日は暑いから、海日和だな!」
「はい!今日はたくさん泳いで、遊びましょう!」
東はこのふたりのはしゃいでるところを見てボソッとこう言った。
「・・・こいつらは中学生か・・・。」
東は、海岸にあるスペースを見つけてテントを一人で黙々と立てた。
「おぉ?!東、テント張ってくれたのか!!気が利くな!」
「東さん、有難うございます!」
「俺はここですこし休んでからいくから、お前ら先に遊んで来い。」
東は一刻も早く寝たいらしく、坂内たちにそういった。
「そうか?じゃああとで来いよ!いくか舞ちゃん!」
「はい!行きましょう!」
二人は、服をここで脱ぎだしたかと思うと下に水着を着ていた。
坂内は水着になるとなかなかの体格で、ほって置くとナンパされてしまいそうな感じだった。
桂木は坂内の彼氏みたいになっており、ふたりが並ぶとマンザラでもない。
「あぁ、気をつけてな、ナンパに気をつけろよ。」
「え!?ま、まぁ俺はナンパされそうだけどさぁー・・・」
「お前じゃない、坂内だ。桂木は坂内を守ってやれ。」
それに了解したのか、二人は海に駆け出して言った。
それに安心したのか東はゆっくりと目を閉じて眠った。
しばらくすると、東はあまりの暑さで目を覚ました。
東は砂に埋まっていた。
「目を覚ましたか?東?」
「なかなか来ないから、つれて来ちゃいましたよ?!」
「・・・お前らどういうつもりだ?早く出せ。」
東は二人をにらんだ、しかし二人の反応は・・・。
「「いやだ?」」
ブチっ、そんな音が聞こえた。どうやら東の血管が切れたようだ。
「・・・貴様ら、あとでどうなるか分かってるのか?」
「・・・!!ざ、残念だったな!それは自力じゃ出られ・・・な」
東は簡単に砂に埋まった状態で出てきた。
「え・・・?桂木さん・・出てきましたけど・・?」
「・・・・うん。」
完全に動きが止まった桂木と坂内、恐怖で動けないようだ。
「覚悟は・・できているな・・・?」
「「いえ・・・できてません・・。」」
東が二人に襲いかかろうとした瞬間、だれかの声が聞こえた。
「あれ?優斗?」
女の人の声だった。
「ね、姉さん?」
人間と悪魔12話
東のお姉さんをだして見ました!!
これから書くのが楽しみです!!