きみとぼく

きみとぼく


きみが

笑っていてくれるから
幸せでいてくれるから
ぼくは幸せなわけで

きみが

あいつのことを忘れられずに
心にぽっかり穴があいて
たくさん泣いて
不安で
生きる希望さえ失っているのに

きみは

誰にもそれを明かさずに
一人で抱え込んで
大丈夫な振りをして

その心
ぼくじゃ満たせませんか
きみを守れませんか

ぼくは
きみのことが好きですか

きみは
ぼくのことが好きですか

きみとぼく

きみの心は
僕がうめるよ

ありがとうございました。

きみとぼく

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-05-25

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