たったひとつの

たったひとつの


この世は
小さな原子の集まりで

海も
森も
空も
星も
人間だってその一部で

そんな自分のことすら分からないのに
他人を分かることなんて
誰かと分かりあうことはできなくて

それでも
たったひとつ
分かることは

君に出逢えた
この奇跡の星に
立っているということ

たったひとつの

今日も夕陽が
巡っています。

たったひとつの

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-05-24

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