人間と悪魔10話
戦闘風にしてました。
まぁたいした戦闘じゃないですけどね・・・。
「うわ!消えた・・!消えましたよ!東さん!」
坂内はパニック状態で東に話しをかけた。
「うるさい、消えたんじゃない。ただ走ってるだけだ。」
坂内はそんなことを言われたのでますますパニック状態になった。
「え?え?走ってる?どういうことですか?え?え?」
「もういい喋るな・・・・後ろからか・・。」
そういった瞬間、東は後ろに銃を構えて一発撃った。
しかし瞬時で反応しよけ姿を現した。
「危なかったわい・・・!もうすこしであたるところだったわ・・」
東は顔色一つ変えずに村長をにらみつけていた。
「・・しかし、なぜ分かった?普通の人間だったら死んでいたぞ。」
「勘ってヤツだ・・・。」
「ふん、運のいいヤツだ。だが次で終わりじゃ。」
そう言ってまた村長は走り出した。
「わ!わ!ど、どうしよう・・!すごい怖いです!」
「落ち着け、俺のそばを離れなければ死なない。それとも俺が信じられないのか?」
「い、いえ!信じます!」
そう坂内から返答をもらった東はすこし笑って、横に銃を構え、また一発撃った。
今度は当たったらしく村長は肩を押さえていた。
「ぐっ・・・!なぜ分かる!まるで先をよんでるみたいに・・!」
「・・・いまから死ぬお前に言うことではない。」
「ぐっ・・・おのれ・・!」
そう言って東は村長に銃を構えて、こう言った。
「どうした?早く『スピードの能力』で逃げないと撃ち殺されるぞ?」
「うぅ・・・!言われなくても!」
そう言葉一言いって、また走り出した村長はとてもあせっていた。なぜあの男は先のことがわかるのか・・・。なら最初はあいつじゃなくて、隣にいるあの女を殺そう。そう思っていた。
「・・・坂内、今から3秒後にしゃがめ。」
「え!?そ、そんないきなりいわれれも・・・。」
「おれも一緒に数える、いいか絶対にしゃがめ!」
「・・・はい!」
そう言ってる間にも確実に狙いをさだめている村長。
「3」
そして、狙いをさだめたので一気にこちらに向かう。
「2」
そして坂内に近づいた村長はナイフを構えた。
「1」
そして思い切り首に向かって切りかかろうとした。
「しゃがめ!」
そういった瞬間、坂内は一瞬でしゃがみ村長の攻撃を回避した。
「な・・・!?」
村長は空中で浮遊しているのでこの場を動けない状態だった。
「いくらお前でも、空中では動けないだろう。」
そういった瞬間、東は銃を村長の足に構え撃った。
「グわぁーーー!!」
「・・・どうした、動かないのか?」
村長はそういう東を睨み付けた。
「なぜ、二発撃ったかわかるか?本当だったらお前を一発で仕留めることだって可能だ。」
「・・・・・?」
「お前が殺したぶんだ、最もこれで済むとはおもってないが。」
「な・・・なに・・・?」
「これまでの村長の仕事、ご苦労。安心して地獄に落ちろ。」
東は銃を村長に構えた瞬間、村長は言った。
「ま、待て!落ち着け!ワシの話をきけ!」
「じゃあ二つ聞かせてもらおう」
「・・二つ?」
「一つ目は、なぜ3人を殺したか、そして二つ目はなぜこんな貧乏な村でお前だけ立派な家をもってるのか。」
「・・・答えたら助けてくれるのか?」
「あぁ。」
東はそういったが、坂内はなぜ助けるのみたいな顔をしていた。
「・・まず3人を殺した理由はわしにはむかったからじゃ。」
東は黙って聞いていた。
「そして二つ目は、金じゃ。この村の村長に金を渡すのは当然じゃろうが。」
「なるほど・・それでそのやり方に、はむかった3人を殺したというわけか。」
「そうじゃ。」
「最後にもう一つなぜ犯人のお前が俺たちに依頼の話をした?」
「お前らが邪魔だったんじゃ、そのうちこの村からお前らのところに依頼がくるだろうと思ったから、その前にお前らを潰そうとおもったわけじゃ。」
東は村長の話きいた時点で頭に血管が浮かんでいた。
「・・・そうか、いままでご苦労だったな。」
村長はびっくりしたような顔でこういった。
「な・・なに!?話がちがうぞ!助けてくれると約束したろ!」
「だから、話してる間生かしてやったろ。」
「なんだと!!」
「唯一つ残念なことがある。」
村長は不思議そうな顔、そして恐怖の表情していた。
「依頼者のお前から報酬がもらえないことだ。」
「ま、待て!落ち着け!!こういうことをしたことは謝罪する!」
「・・・謝罪をするなら、お前の殺した人たちに謝罪して来い。まぁもっともお前の行くところは地獄だけどな。」
「・・・・・!!」
その瞬間、東は村長に最後の銃弾を浴びせた。
人間と悪魔10話
次を早くかきたいと思います!