人間と悪魔9話
犯人はだれなのか?」そんなストーリーを書きたかったんですが、頭が悪すぎてムリですた?
東にそばにいないと殺されると宣言された坂内はパニック状態になって
いった。
「え?え?なんで殺されるんですか?私なんか悪いことでも・・・」
坂内は今にも泣きそうな顔をしている。
「今夜スピードの能力者がお前を最初に襲う。そして次に俺だ。」
「未来をみたんですか?」
「あぁ、だからそばを離れるな、俺が守ってやる。」
坂内はすこしボーとした表情で東を見つめている。
「うん?お前すこし顔が赤いぞ、大丈夫か?」
坂内は、ハッと我に返りあたふたしながら東に返答した。
「え?あっ!だ、大丈夫です!きょ、今日も暑いですね!」
「・・・なにをあわててるか知らんが、とにかく指示に従え。」
「わっ分かりました!」
東は坂内の返答を聞くと村長の家に向かった。坂内は急いで東についってた。そして村長の家に入ると、村長はすこしびっくりしてこう言った
「はて?なんの御用ですかな?『デビルハンター』さん。」
「今夜、犯人が出現します。村人のみなさんに知らせておいてください。」
「・・・なんですと?それは本当ですかな?」
「えぇ、なにやらそんな気がしましてね。私は犯人の顔が見てみたいですよ、どんな情けない顔をしてるのか。」
村長はすこし眉を動かしてこう言った。
「そんなことは言わないほうがいいですよ?」
「なぜですか?それに犯人はとても卑怯ですよね、姿を消さないと人を殺せない。とんだ卑怯者ですよ。」
村長は東をにらみつけてこう言った。
「・・用件はそれだけですか?私も忙しいのでそろそろお帰り願えますかな?」
「えぇ、そうさせていただきます、ではまた。」
東はそういうと村長の部屋をあとにした。坂内も追いかけるようについってた。
「東さん、なんであんなことを言ったんですか?」
「・・・そのうち分かる。」
そしてそれから3時間たったあと東は妙に真剣な顔になった。
「・・・・そろそろか。」
「なにがですか?私はもう眠いです・・・。」
そう言って坂内はうとうとしていた。すこし目をつぶればもう寝てしまう勢いだった。
「そろそろか。」
『シュツ』そんな音が聞こえた。坂内はそれに珍しく反応して東に言った。
「東さん、なにか聞こえませんでした?」
「・・・来たか。」
そしてもう一度『シュッ』となった習慣、東は口を開いた。
「よぉ、そんな動き回るなよ。スピードの能力者『村長』さんよ。」
「え!?村長さん!?」
「なんだ、気づいておったのか。」
それはたしかに村長の姿であった。しかし朝とずいぶん服装がちがい、まるで闇にとける忍者みたいな格好をしていた。
「当然だろ、気づかないほうがおかしい。」
「・・・じゃあ、私はおかしいんでしょうか?」
「ふん!後ろから首はねてやろうとおもったのに残念じゃ。」
「まさしく、卑怯者がやる方法だな。」
「・・・・なんじゃと?」
「見えないところで殺す、正々堂々で戦えない、それが卑怯者じゃないというのか?まぁ、じじぃだから仕方ないか。」
「・・・貴様・・その言葉後悔させてやろう・・・。」
その言葉をいった瞬間、村長は一瞬でその場を消えた。
人間と悪魔9話
戦闘を加えてみました!これですこしは盛り上がるといいな?!