冷やしラブコメ始めました。
現在政策進行中です。
次回更新をお楽しみっ!
「ジリリリンジリンジリリリン」
「ん…んんっ…」
けたたましい音を鳴らす目覚ましを止め、時間を確認する。
短針は午前8時、長針は30分を指していた。
「ぬぁっ!?遅刻遅刻っ!!!
………まぁいいか。」
そういえば、今日は学校の入学式だっけ?新入生の僕には関係ないか……
「うめぇ!ご飯うめぇ!!」
朝ごはんを二時間かけて美味しくいただいた後、制服に着替え支度を始める。
「うしっ、行くか。」
玄関のドアを握った時だった。
「どがっ!!!ばんっ!!がたがたどぐぁっんんん!!!!!」
「な、なんだぁ?!」
廊下から爆音が聞こえて慌てて音の元へ戻る。そこには…四十寸なる女人、いとうつくしゅうていたり。
「ね、ねぇちゃん…じゃないな、こいつ誰だ?天井突き破りやがって…こんなとこで寝てたら風邪ひくぞ!!」
一向に起きる気配を見せない女人が風邪をひいては困ると思い、毛布をかぶせ寒さの残る春の陽光の下に投げ飛ばした。
「さて、学校行くか。」
なんか色々間違ってる恋愛ホモコメディの始まりを告げる。
冷やしラブコメ始めました。