人間と悪魔7話
いや?なんか参照みたいなことがあるので感激です!
これから頑張っていきます!
会社を後にした二人は、ここから10分ぐらいで着く駅に向かった。
坂内は、まだ眠そうに目をこすっている。
「ふわ・・眠い・・・。ところでどこまで行くんですか?」
「都市をはずれた自然豊かな村に行く。」
自然という単語を聞いた瞬間、坂内は目を輝かせた。
「え!自然ですか!私自然大好きなんですよ!」
坂内は嬉しそうな表情で夢中で語り始めた。
「実は私、お花屋さんになりたかったんですよ?!あぁ、でも動物園の飼育係りでもよかったな?。」
「ほう、こんな薄汚れた職業に就いてお花屋さんか、笑わせてくれるな。」
坂内は、ムッとした顔で言い返した。
「そんな言い方ないでしょう!あの場合しょうがないんです!」
「まぁ、そうだな。悪かったな、バカにして。」
「東さんが素直に謝るなんて・・・!なんか悪い物でも食べました?」
「普段、お前はどう俺を見てるんだ?」
そんな話をしてる内に駅に着き、丁度電車が来ていたのでそれに乗った。電車に揺られて1時間、景色は壮大な自然に囲まれた場所についた。
「うわぁ?すごい自然だ!みてください東さん!」
「騒ぐな、次で降りるから降りたらはしゃげ。」
「はい!」
坂内は、とても上機嫌に返事をした。そして電車が次の駅で止まり、二人は降りた。坂内は元気よく駆け出し、まるで子供みたいにはしゃぎ始めた。
「うわぁ?すごい自然!!いい空気!あぁ・・幸せ・・。」
「バカやってないで行くぞ。」
東は、はしゃいでいる坂内を無視して先に歩いて行った。
「うわわ、置いてかないでくださいよ?!」
二人は森の中に入り、30分近く歩いてようやく村に着いた。
「ふぅ疲れた、やっと着きましたね?。」
「あぁ。結構歩いたな。」
村の入り口に着くと老人がこっちに近づき声をかけた。
「もしかして、『デビルハンター』の方々ですか?」
「はい、そうですがあなたは・・?」
「私はここの村長をやっている、三戸佐助といいます。」
村長はふかぶかと頭を下げた。
「こんなところからわざわざ有難うございます。」
「早速依頼の件なのですが・・・。」
「あぁ、そうでしたな。ではこちらへ・・。」
そういわれた二人は村長の後ろについてった。
「ここが私の家です。」
村長の家はとても立派で、他の住民の家とは天の地の差ががあった。
「うわぁすごい家ですね?!」
「ふふ、家だけですよ。」
そう言って二人は家に入ってた。家の中はとても豪華で坂内は見とれていた。
「早速の依頼なのですが、まず犯人の特徴をいっておきたいと思います。」
東はキョロキョロしながら、村長の話を聞いた。
「犯人の特徴は目にも止まらない速さで人を暗殺することです。」
『スピードの能力者か・・・・。』
東は心の中でそう思った。
「今月でもう3人殺されています・・。引き受けてくれますか?」
「・・・引き受けましょう。」
「おぉ!引き受けてくださりますか!犯人は今夜も出ると思います。気をつけてください。」
「・・・なぜそう思うのですか?」
東は村長の顔をジッと見ている。
「い、いえこれはただ勘です。」
「そうですか、では失礼します。」
そう言って東たちは部屋を後にした。
「いやぁすごかったですね!」
「坂内、ここからは聞き込みだ。手分けをして聞き込むぞ。」
「え?わ、分かりました!行ってきます。」
そう言って坂内は聞き込みに向かった。
人間と悪魔7話
新たな依頼を引き受けたのでこれから盛り上げていきたいと思います!