人間と悪魔6話
書くのはやっぱり面白いですね!
もっと書きたいです!
「お前、今なんていった?」
「だ、だから、泊めてくださいと・・・・。」
坂内は、恥かしいそうにモジモジと顔を真っ赤にさせながらいった。
「その、あの、今日はとても怖い目にあったので、だれもいない部屋に行きたくないんです・・・。」
東はあきれた顔で言った。
「・・・・お前はいくつだ? 小学生じゃないんだぞ、泊めることはできない。 だが・・・・」
東は自分のポッケに手をつかみガザガサとなにかを探し始めたかとおもうとポッケから手をだしカギを差し出した。
「会社のカギだ、そんなに怖いなら会社で寝ろ。」
坂内は、鍵をもらうと不思議そうな顔でこう言った。
「東さんは会社で寝ないんですか?」
「なんで自分の家があるのに、会社で寝るんだ。それに心配しなくても今夜は俺は会社で残業だ。」
坂内は、パァアと顔が明るくなりはしゃぎながら東に言った。
「本当ですか!?じゃあ、早く会社に行きましょう!!私が寝るまで帰らないでくださいよ?」
「なんで、お前に指図されなければならない。」
東はそういったあと、坂内に服をつかまれ引っ張られた。東はバランスを崩したがすぐに立ち直り、ぐんぐんと行く坂内に
しょうがなくついていった。
「普段、給料をもらってないので一度ぐらい私の言うこと聞いてください!」
そう言っている間に会社につき、坂内はすばやくカギを開け会社に駆け込んだ。
「じゃあ、私寝ますから!私が寝るまで帰らないでくださいよ?」
そういって坂内はすばやく布団に潜った。
「じゃあ、東さんお休みなさい!!」
「・・・・あぁ。」
東はそう言って、ちがう部屋に仕事に向かった。次の依頼のために。
「これだけ悪魔を葬ってもまだ出るか・・・・。」
パソコンのむこうには新しい依頼のメールが届いていた。
「やはりこの世の中から悪魔を消すことは不可能か・・・。なぜそういう目にあってからじゃないと人間は反省しなのか・・・。」
東は真剣な顔でそして哀れむような顔で一人ごとを続けた。
「やはり、汚れきったこの俺がやるしかない。」
そう言って東はパソコンの電源を落とした。
人間と悪魔6話
悪を消すのは不可能です。
しかし悪を正義に変えることも可能です。