願い。 舞弥 身体は死を選んだけれど、心は生きたいと願ったんだ。 機械仕掛けの空の下をねじを巻かれた鉄屑が歩く錆びた両足 偽物の目見える景色はまがい物てのひらに滲む汗はないそれは死んでいる証拠見えない臓器が震えだしてかすれた声が言葉を探す「最期はきみと一緒に」 願い。