人間の悪魔1話
このお話は、依頼をまだ受ける前の説明文みたいなものです!
ここは、人知れずの街の中。
その街の中に小さな会社があった。その会社の名は『デビルハンター』
世間ではあまりいい噂は流れていない。怪しい会社だ、変な名前の会社だの言われ近づくものはあまりいない。
ただ、悪魔になりかけている者はちがった。
「最近依頼がきませんね?。」
今喋っているのは、助手の坂内舞。得に能力もない。いわゆる普通の人間だ。
「依頼が来ないだけでいいんだ、それだけ平和ということだ。」
今喋っている男、東優斗。本作の主人公だ。特殊能力、未来を見ること。
彼はこの力で数多くの人を助けた。しかし、人を助けるために東は悪魔になった。
「でも、仕事がないと給料がもらえませんよ。」
「お前の給料など、知るか。」
「えぇ!そんなひどい!ここやめてちがうとこに就職したほうがいいかなぁ・・・。」
「なにをバカなことを。ここに入ってただでやめれると思っていうのか?お前も十分それは知っているだろう?」
「・・・・それは承知しております。」
そう。ここはただの会社ではない。簡単に言うと殺し屋だ。
しかし、普通の殺し屋ではない。悪魔になった人間だけを殺すのだ。
間違っても、人間は殺してはならない。
ここに来る依頼者はそのルールはわかってここに来る。
「ここは普通の殺し屋とはわけが違う。お前のためにもう一度、掟を言っておこうか?」
「いえ、結構です。十分理解はしております。」
「・・・そうか、ならいい。」
「しかしですね、本当に給料がもらえないと食費が大変なんですよ?」
「だから、お前のピンチの時は飯を食わしてやっているだろう。」
「う・・・まぁそうですが・・・。」
「なら、文句はいうな、耳障りだ。」
「東さん!そんな言い方・・・」
ピンポーン。
「坂内、客だ出ろ。」
「う?まったく、あとで話ありますからね!」
そう言って坂内は扉をあけた。これがこの物語の最初の依頼だ。
人間の悪魔1話
次回は、依頼者が来てその依頼を引き受けるまでがお話です!
みなさんが楽しめるように書いていきたいと思います!!