わかってほしいワケぢゃない

わかってほしいワケぢゃない

世の中には、男と女が溢れている。
男の視点と女の視点からみた
欲望・思い・感情などをポエム式
ミニストーリーに!

男はもちろん!女だっていろんな欲望・思い・感情を
抱きながら生きてるんだよ?

ちょっぴりエッチで刺激的な
ポエム式ミニストーリー開幕です☆

Story①:OMOI

自分の思いや悩みって、必ずしも誰かに話さなくてはいけないものなの?
聴いて貰って解決出来てる?
僕は、誰かに聴いて貰ってもそれが悩みのタネになり
また悩んでしまうんだ…。

話した事を別の奴が知ってる。
そいつとは、話した事も無ければ
顔すら知らない。そんな人に、相談した相手から僕の話しが横流れしている。
そんなの信頼関係はTSUKURENAI。

そもそも、誰を信じれば良いの?
嘘吐きだらけで裏切りだらけのこの世の中で…。

Story②:OMOI-Next-

loveHoteruの中。
昼間なのに、薄暗い部屋の中で
男と女が肌を重ね合い抱き合っている。

男の濃厚なkiss。
それに応えるかの様に、悶えながら
男の首から背中にかけてしなやかで
細長い指先を当て滑られる。

男からの濃厚なkissに
女は喘ぎ声をあげ、躰をくねらせ
息をも荒く激しい。
そんな女の姿に、男は興奮を覚え
女の胸や下半身を弄る様に
触りまくる。

女は高らかに、これまでにない甘い声で
喘ぎ声を響かせる。
そして、女の中へ男は自分のものを淹れ
2人は高らかにイった…。

部屋の壁には、女と男が絡み合う陰が
くっきりはっきりと映し出されていた…。

こんな事を平気で出来る女で、ゴメンナサイ…。

アタシハ ウリヲ シテイマス…。

Story:③OMOIーNext-

まだ、5月だってんのに 
なんなんだろうな?
この蒸し暑さ…。
今から、この蒸し暑さを感じてたら
今年の夏はまた、猛暑覚悟だな。

だけど、こうも蒸し暑さを感じると
何も遣る気しなくなっちまうよな…。
それでも人間って、変な生き物だよな?
どんなに蒸し暑さを感じて、嫌気差していても
性欲だけは立派に兼ね備えてる。

男と女は、いつでもどんな時でも
抱き合っていなきゃ生きてけないんだろう?

俺の彼女も俺も、論外じゃない。

彼女の部屋で今夜も、俺は彼女の色白い
柔らかな肌に顔を埋めて貪る様に抱き合っている。

Oreha OchiKoboreta
Saiakuna Otokodayo…。
Oreha  Konyamo
Taisetsuna Kanojowo 
Damashite KanojowoDaiteiru…。

Konnna Oredemo Kanojoha
HitsuyoutoShitekurerunodarouka…。

Story:④OMOI-Next-

蒸し暑く汗ばむ季節。

こんな季節は、誰かを抱きたくなる。
なんでか自分でも良く分からない。
たけど、無性に女を抱きたくなる。
貪るように過激に ハードなsSEXを
求めてしまうんだ…。

なぜだか、MURAMURAする衝動を
押さえきれない…。

Konyamo.Asamade
NaisuBodyBijoTo
SexDeMoriagaru…。

Konyamo Asamade
Gokujouno Kairakuwo
KiminiAtaeteAgeruyo
GokujounoKissToTomoni…

Story⑤ーOMOINextー

この頃、夜になると
なんだかMURAMURAしてくるんだ。
ひとりでエッチなんて出来ないし
悲しすぎるから、俺はやらないけど

MURAMURAを押さえる為に
夜な夜なPCで観る無料Adaruto動画。
綺麗な女性が、豊満な巨乳を揺らしながら
喘いでいる姿をみてたら…
余計にMURAMURA気分に襲われる。

仕方ないから、俺はMURAMURAを
押さえる為に、夜な夜なデリバリー
ヘルスを頼むんだ。

数分後。
俺の好みの女の子が、自宅まで来てくれた。
Adaruto動画を消し忘れていた俺。
彼女は、そんなことすら気にしないかの
様に抱きついてきた。

俺は、本能のまま彼女と朝まで
エッチした。
何度も何度も、彼女に淹れてかき乱し
喘ぐ彼女の声に何度も興奮し
抱き続けた。

彼女は、ピクピクしながら
感じるままに俺とエッチしてくれた。

俺は、有無を言わさず彼女の中へ出した…。

Story⑥:OMOI-Next-

熱帯夜の夏が来た。
このところ、昼間の気温が高くて
夜は熱帯夜…。
連日のように降り続いていた雨が
嘘のように降らない。
蒸し暑い夜に俺は独り夜の街を
歩いていた…。

熱帯夜の夏の夜。
深夜に近い時間だと言うのに
まだまだ、たくさんの人達が群をなすように
溢れている。中でも一番目立つのは
裸同然のような何をされても文句言えるような
感じには思えないような、ファッションで
夜の街を歩いている女の子達の姿。
中には、中学生だろ?と思えるような女の子達も
夜の街を平然と楽しんでいる。

この日、警察による未成年者中心の取締りが
行われており、すでに何人かの未成年者が
警察に声をかけられ補導されている。

そんな夜の街の片隅で俺は佇んでいた。
公園のベンチに腰をかけ、遅い時間の
晩ご飯でもあるサンドイッチとミネラルウォーターを
口一杯に方張りなら食べていた。
目の前には、手に持っているサンドイッチを狙う鳩の群が
集まって来ていた。俺の背後からも何羽か狙いを定めているようだ。

美味しくサンドイッチとミネラルウォーターを飲食してから
数分後…俺の目の前に独りの女の子が現れ、声をかけてきた。
「美味しそうに食べてたね?こんな時間にディナー?」
なんだ此奴…馴れ馴れしいなと思った俺は
女の子をシカットしていた。
それでも、女の子は声をかけてきた。
「ね?あたしを買わない?五万でいいよ」
どうやら女の子は、売りをやっているようだ…。
この手のパターンは嫌いな俺はざっくり
断った。
それでもしつこく話し掛けてくる女の子に
俺はキレた!

「いい加減にしてくんね?
俺、あんたに興味ないし売りにも興味ねーの。」
ブチ切れた俺は、その場を立ち去った。

今の世の中、こんな女の子達がいることに
俺は唖然となった…。

story⑦:OMOI-Next-

なんで?
どうして?
あたしが、貴女達に何をした?
あたしが、貴女達に何かした?

なんで、そんなこと言われなきゃいけないの?
隣の部屋にあたしはいるんだよ?
ひそひそ・こそこそあたしに聞かれちゃいけない
話しを当て付けみたいに言わなくても、いいんぢゃない?
態度もコロンと替えて深入りしたくないって
思われているのがモロわかるよ?

疲れて体調崩してるだけなのに
なぜ、それがあたしのせいみたいになってるの?
悪いけど…あたしは、今以上に貴女達とは
かかわり合うことは出来ない…。
深入りしたくないんだ…。

なぜなら、あたしは裏表のある人間が嫌いだから!!
あたしの前では言いように言って、別の場所では陰口
悪口になっているから。
平然とあざ笑いながらしゃべる姿をみるのも
聞くのも嫌なんだ!

いまも、これからもあたしは貴女達に和めない…
。仲良くすることも出来ないし、仲良くなる気もない…。

裏表が激しい連中がアタシハキライナンダ…。

story⑧:OMOI-Next-

大好きな彼女。
僕は彼女を愛してる。

だけど…僕は、彼女にはまだ
告白すらしていない。
面と向かって会話をしたこともない。
毎日通う通勤電車の中で、見かけるだけの
存在の彼女。
美しい彼女に近づきたい…。

何よりも、彼女に触れたい…。
あのナイスバデーを僕だけの
ものにしたいんだ…。
彼女に触れたい…。

彼女とエッチ出来ればこんな
慶びはないだろう…。
きっと最高だと思うよ。

あの日。
仕事の帰り道。
見知らぬ怪しい美人に声をかけられた。
いま、思えば美人の姿が胡散臭い‥。
そんな事にすら気づかなかった…。
自惚れって怖いと知った。


「ちょっと、そこ行くお兄ぃさん」
僕は、周りを見渡し確認した。
美人の前を歩いていたのは、僕以外に居なかった…。
僕は、無言のまま自分を指差し
「僕のこと?」とジェスチャーで応えた。
「そうだよ。お兄ぃさん」
呆然と立ち尽くす僕に、手招きをし
呼び止められた。

「透明人間になりたくない?」
突然の問いかけに僕は、更に固まった。
「はぁ?透明人間?」
ボケてる僕無視して、目の前の美人は
話しを続けた。
「このカプセルを1錠だけお水と一緒に飲んだら
透明人間になれるよ?使い方はお兄ぃさん次第だけどね」

半ば無理矢理渡されたようなもんだけど…
透明人間になれる…らしいカプセルを僕は
ポケットに入れていた。

「使い方は、お兄ぃさん次第だけどね
使用時間は1錠の服用で24時間だけ!
服用のタイムリミットは午前零時…。
それまでは透明人間の姿でいれて
好きなことし放題さ。興味あるなら
持って行きなよ。」

渡されたカプセルをどうしようか悩んでいたけど…僕も
男だと思い知らされたよ。
このカプセルを飲んで、大好きな彼女に近付いて
エッチなことたくさんしてみたい!!
突然押し寄せてきた、ムラムラな感情…。
押さえたくても止まらない…。
大好きな彼女とエッチな事がしたい!!

僕は、このカプセルを服用し彼女にエッチな事を
することにした。
もちろん、彼女の居場所や住んでいる
アパートなど彼女の情報は、カプセルをくれた
美人が調べて押してくれた。
カプセルをくれた美人は、僕の質問に無関心な感じで
すんなり大好きな彼女の情報
提供してくれた。

僕は、早速彼女の元へ向かい
彼女が居ることを確認しカプセルを飲んだ。
カプセルを飲んで数分後、僕の体はすべて
透明になり誰からも見えなくなった。
いまの時間から、午前零時まで。
透明人間のままで僕は、大好きな彼女にエッチな事を
し始めた。

story⑨:OMOI-Next-

どんなに頑張っても、報われない努力程
辛くて切ないものはない…。
誰のために?
何のために、あたしはこんなにも頑張ってるの?
逃げ出せる場所があるのなら…
逃げ出したい!
どうせなら、誰もいない場所へ独りで
逝きたい…。
もう、疲れた。

頑張ってるのに…。
弱いあたしは、弱いなりにいろんな悩みを
抱えながら頑張ってるのに。

なにが、だめなの?
あたしのせい?

いいよ?
すべてをあたしのせいにしてくれて…。
すべてあたしのせいにしてくれて、みんなが
ラクになれるなら、すべてをあたしのせいに
しといてよ。


それですべてが、解決出来るなら
あたしはそれでも構わない。
すべてあたしが悪者になってあけるから…。

story⑩:OMOI-Next-

寝苦しい熱帯夜・・・。
俺は、エアコンの効いた部屋の中で
電気もつけずにPCの前で、動画サイトのAVを観ていた。

好きなAV女優はこれといっていないが・・・良くみる動画サイトは
美人・美少女・巨乳・・・。ただの巨乳じゃ満足しない俺は
巨乳であっても美乳でなければ嫌なのだ・・・。
もちろん、乳首も茶色じゃなくピンク色の方が好みだ。

別に私生活に彼女がいない訳じゃない。
彼女とエッチ出来ていない訳でもない・・・。
エッチのテクがヘタって訳でもない!!自分で言うのもなんだけど
エッチのテクなら自信はある!!彼女の一番気持ちいい性感帯を
突くことができるし実際彼女も「気持ち・・・いい~そこぉ~いい~」と
誘うように脚を広げ俺を受け入れてくれている・・・。

なのに何故、動画サイトのAVなんて観ているのか・・・
それは・・・俺の仕事の1つだからだ。
表の顔の俺は、みんなが大好きなマクドナルドのお店で働いている
従業員。毎日いろんなお客様に、笑顔とおいしいものを提供している。
そして・・・俺には裏の顔がある。
それが、AV撮影の監督・・・と言う仕事・・・。

マクドナルドの仕事が終わらせてから、AVの監督の仕事・・・。
正直、マクドの営業時間は24時間制のが主。
もちろん、夜勤明けの時だってあるが、そんな日でもAVの監督っていう
仕事はこなしている。AV監督の仕事だけじゃなく、実際AV俳優としても
出演している・・・。もちろん、俺の相手役の女性は、俺の条件に合わせた
AV女優を選んでいる。

今日も、マクドでの仕事を終えたあと、直接家には帰らずに
AVに出演してくれる女優さんのオーディションの為 街中で
女の子を探していた。
自慢じゃないが俺は、目の前を歩いている女性を見ただけで
その女性のスリーサイズといま身に着けている下着の色や
デザインまで性格に見抜き当てることが出来る。
女性からみればただのキモイ兄ぃちゃんにしか捕らえられていないだろう・・・。
それでも、いい。AVの監督って仕事をしている限りそんな風にみられるのは
当然だろう・・・。キモがられても構わない!!そう思わなければ
やってけない仕事なのだ・・・。

街で見かける女性はみんな、俺の好みとは対象外・・・。
だけど、俺の好みだけでAVに出演してくれる女性ばかりを
集めてもつまらないだけ・・・。世の中の男共がホレそうな女性
AVを観て「この女いいじゃん!!」って思ってもらえる女性だって
必要だ。だからこそ、探すときには慎重に選ぶ・・・。

今日は、声をかけた女性全員に断られてしまった・・・。
スカウトするときはAV撮影であることは打ち明けていない・・・。
通常のスカウトマン達がスカウトするカンジとまったく変わらない。
それでも、興味ある・無いで女性は判断するので大藩は断られることが多い。

おれ自身イケメンで爽やか系なんだけどなぁ~・・・。
スカウトとなると・・・ナンパされてる感でもあるのか?
声をかけると最初はみんなウキウキしてる癖に、事情を話したら
「お断り」なんだよそれ・・・ってんのが多い・・・。

結局今日は誰一人スカウト出来なかったから
家に帰宅して撮影しておいたAVの編集をしている。
部屋の中で、響き渡るAV女優の声・・・。感じたフリをしている女性は
基本オーディションの段階で落としている。
本番でモロ、エッチをしてもらい感じている男女を撮影している。
薄暗い部屋で編集をしているので、かなり妖しい・・・。
編集作業中に、彼女が突然部屋に来た事も何度かある。
現にいまも、俺ん家のキッチンでごはんを作ってくれている・・・。
作業部屋は、キッチンのある場所よりも、離れた位置にあるのだが
たぶん・・・いや、完全にキッチンのところまで、喘ぎ声やエッチの音など
聞こえていると思うが、彼女は何も言わない・・・。

俺の仕事に口出しをしないいい子なんだ。
だから、俺は彼女を選んだのだ。将来は彼女と結婚すつつもりでいる・・・。
半ば同姓中だが、俺の部屋に彼女が来るのは平日の月曜日から金曜日まで。
週末だけは、彼女は自分の家に帰るのだ・・・。


こんな裏表のある俺の本心なんて・・・だれも理解出来ないだろうな・・・。
勿論、俺は誰にも本心なんて語らないけどな。

わかってほしいワケぢゃない

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  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 成人向け
  • 強い言語・思想的表現
更新日
登録日
2013-05-11

CC BY-NC-ND
原著作者の表示・非営利・改変禁止の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-ND
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