俺の人生は一言では言えない

初めまして、ご覧頂ありがとうございます。

この小説は僕の学生時代などにあった本当のお話になります。

この小説の内容は実際過去にあった僕のお話になります。

現在僕はとても若く、年齢は19歳です。

家族は3人兄弟です。(長女、長男、妹)

ですが、現在いじめなどの問題がとても多くなっています。

それこそがこの小説を書いて投稿しようと思ったきっかけになりました。

今いじめに合っている方などと一緒のいじめだったとは言い切れませんが、
少しでもこれを読んで、いじめをしている方、いじめに合っている方
などに少しでもお役に立てればと思います。

ー小学生ー

小学6年生の頃のお話からのお話になります。

小学6年生の頃には、父親と母親は離婚をして、私の暮らしている団地には
母親の姿はありませんでした。

親が離婚をしたのは、小学3年生ぐらいだったと思います。
(小さかったので離婚時の日付などは詳しく覚えていません。)

小さかった僕でも、離婚が決まった瞬間などはハッキリ覚えています。
その時は真夏真っ盛りの時期でした。

お母さんと近くのお祭りに行っていました。
屋台の数などは大きな神社などの違い、少し少なく、
地元の人たちが集まる程度の小さなお祭りでした。

ですが、子供だった僕達には小さいお祭りなどまったく関係なく、
純粋な気持ちでお母さんと兄弟でお祭りを楽しんでいました。

くじ引きをして、ハズレを引きもらったおもちゃは
おもちゃの弓でした。

矢の先端が吸盤になっており、ガラスなどに
撃てば、張り付くおもちゃでした。

たこせんなどを妹達と食べ、色々屋台を回り
一通り遊んでから家に帰りました。

家に帰れば、父親がいつものようにいます。
電気も付けず、真っ暗の中テレビだけを付け、
寝転びながら、肘を突きながらテレビを見ています。

この時点でダメな父親だと、大人の方ならきっと思うのでしょう...。
ですが、子供だった僕は何も気にすることも無く

僕「パパただいまー!」

っと言いました。
その後に続くように、お母さん、お姉ちゃん、妹が

母&姉&妹「ただいまー!」っと

言いました。
父はこちらを見向きもせず、

「おかえり...」っと

言いました。
母は無言で家の電気を付け、一言言いました。

母「電気ぐらいつけなさいよ!」

父はそんな母の声が聞こえていないかの用に無視しました。

母はそんな態度が勘に触ったのか、父に色々言い放っていました。
その中でも特に頭の中に残っている母の言葉が今現在でもハッキリ覚えています。

母「子供達が居る前ぐらいしっかりしたらどうやねん!」

母はどんな時でも、我が子を優先する母親でした。
狭い団地だったので、子供部屋に行っても声はハッキリと
鮮明に聞こえてきます。

妹は泣き、姉はそこに止めに入り、僕はお祭りで貰ったおもちゃを
片手に持ち、その横で喧嘩を眺めていました。

約30分ぐらい続いたと思います。
口喧嘩が終わったと思ったら、母は足早に玄関に向かい
白のコンパスの靴を履きだしました。

僕達兄弟でも分かりました。
お母さんが出て行ってしまうのだと...
先に足が動いたのは妹の方でした。

妹「ママどこいくん?」
妹「いったらアカン!」
妹「なんで、ママが出ていくん?」

その時は僕は足も動かずただただ呆然と母の出て行こうと
している姿をずっと横で見ていました。

その時妹に泣きつかれている母の目に今にも泣き崩れてしまいそうな
母の顔がありました。

そして、母の横に姉が立ち、小さな声で

姉「ママ...」

っとささやいていました。

母は財布などだけを持ち、無言で出て行ってしまいました。
妹はその母の後ろ姿を追おうとしますが、
姉がそれを止めました。

そして、兄弟全員が頭の中がボーっとしてしまいました。

兄弟頭の中が整理できた時でした。

泣きました。ただただ泣きました。

何分たったかわからないほど泣いた記憶があります。

そして泣き続ける僕達に父が近寄り一言言いました。

父「泣くな!」

姉は怒りを覚え、部屋のドアを強く閉め部屋に篭り、
妹は姉を静めに行き、
なぜか僕は父の機嫌を取っていました。

みんな泣きつかれたせいかお風呂も顔もお布団も敷かず、
寝ていました。

次の日の朝

小学生だった僕達は寝坊しました。
その理由はとても簡単でした。
いつも起こして、朝ごはんを用意してくれている
お母さんがいないからです...。

父は本当に行ったのか今でも分からない事ですが、
その当時は仕事に行ったのだと思いました。

たぶん一番最初に起きたのは僕でした。
ですが、寝たふりをしていました。
学校に行く気も、起きる気もなかったからです。

ですが、8:30分を過ぎた時でした、
家の電話に一本の電話がなりました。
僕は電話が鳴ろうと無視を貫いていました。

その時電話の音で姉が起き、電話のある所に向かいました。
子機の電話を取り、耳に当て

姉「もしもし?」

っと、言いました。

姉「はい...行きます...はい...」

ピッという音がなり、電話は終わりため息を付いていました。

この時はすぐにわかりました。
電話の相手が誰だか...

小学校の担任からの電話でした。

電話があっても、まったくおかしくありませんでした。
兄弟全員が学校にも来ず、電話一本もなかったのです。
電話があって当たり前です。

姉はため息を付いた声が聞こえたと同時に、

鼻を啜るような音が聞こえました。

数分ぐらい経った後だったと思います。

大きく深呼吸をして、小さな声で

姉「よし...!」

と聞こえました。
それと同時に閉じられていたカーテンも開けられ、遮られていた日差しも
家の中に入り込んできました。

そして元気よく姉は言い放ちました。

姉「朝やでー!もう遅刻してるから早く食べて用意して行くでー!」

それと同時に僕は姉の顔を見ました。
それは腫れた目でした。
それも今さっき泣いていたような目をしていました。

僕も一瞬昨日の出来事が忘れられた気がしました。
ですが、電話の件や姉の無理をした顔を見た時、なんとも
言えない感情が湧き出してきました。

とても胸が苦しく、なぜか考えると吐き気がしました。
そして上半身の真ん中辺りに穴がある感覚があり、
とてもじゃないけど、受け入れられる感覚ではありませんでした。

ですが、この当時学校は嫌でもなんでもなかったので、
「行け!」と言われれば、普通に「いってきます!」を返せるぐらいでした。

僕は重い体を起き上がらせ、未だに頑なに起きようとしない妹に声を掛け、

僕「ほら、起きて学校いくで!」

っと、言いました。

返って来た言葉は僕達兄弟の本当に思っている正直な感情でした。

妹「嫌や...」

そして姉が

姉「もー...わがまま言わんといてや...」

妹「嫌や!」

姉の言葉に対し、妹は強気で返してきました。

姉も色々我慢していたせいか、妹の布団を引っ張り

姉「起き!」

っと言い放ちました。

その後も頑なに行こうとしないため、姉と僕で色々説得を繰り返していました。
ですが、母が大好きな妹が一番ショックが大きかったのか、涙を流しながら、拒み続けました。

姉は最後の言葉と言わんばかりに母の話を持ち出しました。

姉「あんたが学校行かな、ママ帰ってこえへんで?」

それを聞いた妹は、丸まっていた体をまっすぐに伸ばし
よし、と言わんばかりにガバッと起き上がりました。

今思えばこの言葉は反則だったのかもしれません。
ですが、このまま妹を放置にもできない僕達にはこうするしかなかったんだと思います。

起きた妹は椅子に座り、姉はいつも朝に妹が飲んでいる
ホットミルクを作る為マグカップに牛乳を入れ、
レンジにそのマグカップを入れ、暖めていました。

僕はみんなの寝ていた布団を畳んでいました。
ですが、ココで問題が起きました。

布団を仕舞う事ができないことに気が付きました。
子供にはとてもじゃないけど、押入れの二段目の段に
布団を持ち上げて3枚の持ち上げるだけの力はありませんでした。

僕はわからなくなってしまい、
とにかく隅のところに全ての布団をまとめておきました。

その時姉の呼ぶ声が聞こえ

姉「パン焼けたから先食べー!」

僕「はーい」

っと生返事を返しました。

僕はこの当時から乳製品が苦手だったため、
牛乳はもちろんのこと、バターやマーガリンなどもダメでした。

なので、塗るのはイチゴジャムぐらいでした。
その当時は朝8時から9時にかけて、アニメがしていました。

その当時は「幽遊白書」などが放送されていました。
今でも小さい頃の思い出でもあります。

それを見ながら、パンをかじり雪印のコーヒー牛乳を飲んでいました。
乳製品ですが、牛乳のような臭みや独特な濃厚さがなければ飲めました。

そして、仲良く三人で歯を磨き
磨き終えたらそれぞれ学校に必要な準備をしていました。

この時昨日に色々あったせいか、3人全員宿題なんて一切できていませんでした。
3人顔を合わせて、しょうがないと目で伝わりました。アイコンタクトってやつですね。

家の鍵を持ち、テレビもきっちり消せたかも確認して、家からでました。
正直この時僕が考えていたことは、どんな顔して教室に入ろうかが頭の中をいっぱいにしていました。

姉と妹は普通でしたが、もしかしたら色々考えていたかもしれません。
学校に近づけば近づいて行くほど心臓がバクバクしてきました。

学校に着き、グラウンドを見るとみんなが遊んでいました。
休み時間の時に学校に付いたようです。
この時僕は正直ホッとしました。
人は少なく、あまり気にせず教室に入れるからです。

3人それぞれ年が違うため、教室も階も違いました。

それぞれ手を振り、別れそれぞれの教室に向かいました。
そして教室についた僕を見た教室のみんなは...!

俺の人生は一言では言えない

※誤字、脱字などあるかもしれませんのでよければ教えていただければ
 助かります。

※読みにくい部分などありましたら、修正いたしますので、
こちらも教えていただければと思います。

※キリが悪いですが、勝手な都合で申し訳ないですが
 一度ココで終わらせてもらいます。続きはもちろんあります。
 いじめの話のはずでしたが、最初から少し話がずれてしまいました。
 申し訳ないです。

 ですが、いじめの話を語る前にこのお話は私の中で必要不可欠だと思いました。
 まだ、続くと思いますがもうしばらくお付き合いください。
 ご覧いただきありがとうございます。

俺の人生は一言では言えない

私の送ってきた道を小説にしています。 [~道のり~] 親の離婚から始まり、 兄弟だけでのような生活、 長男の憂鬱、 父親の再婚、 引越し、 いじめ、 裁判? 少し大雑把な説明になりますが、正直私自信ココに書き込んでる時に色々あったなーっと 思いました。 小説を書いているときには、涙がでてしまった部分もありました。 少し暗い小説と見受けられるかもしれませんが、 とても明るい話もどんどん出てくるのでその時まで 見ていってくださればと思います。

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更新日
登録日
2013-05-10

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