閉ざされた檻


閉ざされた檻

何も見えない
せめて光だけでも、と
辺りを探るのに

何も見えない

もうこの世には
自分しかいないような
絶望的感覚に襲われる

助けて…助けて…

叫ぶ声が声にならない

人を必要としないと
嘆いていたのは自分

なのに…なのに…

泣き叫んだところで
ここは閉ざされた檻

閉ざされた檻

お久しぶりになってしまいました。ゆるうり貯めていたものをゆるうり更新していきます。更新していなかった期間中はまさしく、閉ざされた檻。

閉ざされた檻

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-05-09

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