外で与えられた刺激

強い性描写があります。ただ性に溺れる女性の願望を綴るシリーズ。

人のたがが外れる瞬間なんて誰にもわからない。

月が満月だったから、そんな綺麗な話では無くて。

野性的に激しいことしたっていいじゃない?

木陰で貴方と他愛の無い会話を楽しむこの時間が好き・・・・でも・・・。

「なんで我慢できないの?」

そう聞かれても、私はどうして良いかわからない。

側にいると欲しくなる、貴方に激しく抱かれることしか考えられなくて

夜の散歩の途中の公園で縋る様に貴方を木に押しやった。

「もう、我慢できません・・・。」

言葉を飲み込む形で、激しい口づけを求める。

貴方の唇に触れた瞬間から、ここが何処で誰かが来たらとかそういうことすら気にならなくなる。

ただ少しだけ残る恥じらいが私を煽る。

「馬鹿だな・・・。」

そう呟いた貴方が私の右肩を強く押し反転させると私の身体が木に押しつけられていた。

「ここまでしたら、もうやめないぞ?」

顎を軽く掴まれ真剣な眼差しで見つめられると、身体が沸騰したように熱が体を這う。

「やめちゃ・・・いや・・・です。」

意思表示をきちんと見せなくてはいけない、身体と心の反射から貴方の下腹部をズボンの上から撫でる様に触る。

少しの時間そこを撫でると貴方自身が少しずつ反応を見せているのが分かる。

このまま私は此処で貴方が欲しい・・・・そう思った時にはそこにしゃがみ込み貴方の自身を取り出し

口に含んでいた。

貴方の匂い感触、口いっぱいに心地良い硬さが広がる

少し濡れたそこにさらに唾液を混ぜて、味わう。

「んっふぅ・・。」

くちゅっと濡れた音が私の耳さえも犯し始めふっと貴方を上目づかいで見つめると貴方は微かに微笑む。

「飢えてるなー。」

言うなり貴方の右手が木と私の隙間に差し込まれ私の喉奥に自身が深く突きこまれる。

「んぐぅっ。」

それに応える様に舌を激しく絡ませると貴方自身が少し膨張し口内で蠢く。

「・・・・立てよ・・立って後ろ向け。」

その数秒後に貴方の意志によって自身が口から出される、貴方も私の目線にしゃがみ込むと耳元で囁かれた。

「は・・い・・・。」

素直に立ち上がり貴方に背を向ける様に立ち上がる。

貴方の指は何かを確かめるように、軽く撫でる形で私の下着の中に入り込んだ。

「もう、濡れてるなー?そんなに欲しかったのか?」

言葉と共に指先が私の中に一本だけ挿入される。

「ぁはっみゅぅぅ・・・・。」

「静かにしろ。」


外という事を忘れかけた私に貴方が静止をかける、その瞬間も差し込まれた指は止まらずに私の内壁を擦るように

出入いりを続けている。

「んっんぅ・・。」

「もう欲しいんだろ、欲しかったら言う事あるよな?」

「・・・・・・。」

「早く言えよ・・・・。」

「私の中を・・・・掻き回して犯してください!」

「んー?よく言えたな・・・。」

その刹那に、下着がずらされ、私の下腹部に貴方自身が掠るように擦りつけられる。

「はぅっぅん・・・。」

「まだ、触れただけだぞ?」

もどかしい感覚と僅かな、くちゅっという音が脳に直接響く。

「ぁっぁ・・・。」

その感覚にたまらず自ら腰を擦りつけた。

「声抑えられないなら・・・・指でもしゃぶっとけ。」

そう言って後ろから差し出された貴方の中指に私は貪る様にしゃぶりついた。

指の付け根から舌を這わせて、指先まで吸い取る様に舐めていると、何とも言えない幸福感で満たされる。

しゃぶる指先に私の唾液がなぞる様に、流れそれさえも私の心を高揚させた。

指に夢中になって居ると、勢いよく貴方の自身が窮屈そうに私の中に挿入された。

「んんっっ・・・・!!」

激しい快感が背筋を這うように襲って、貴方の指に噛みつくと、貴方は私の太ももを軽く爪を立てる様に握る。

痛みに勝る鋭い快感が私の脳内まで犯しつくした。

「噛むな。」

耳元で囁かれたその一言が私の身体をさらに熱くさせる。

「ぁうっぅ・・・!」

腰を突き上げる様に片足が持ち上げられた事によって奥まで届いた自身が激しい衝撃を与える。

「気持ちいいか?」

「んっぅ・・・は・・ひぃぃ・・・。」

激しく突き上げられ、腕や顔が気に擦れそれさえもが快楽の変わる。

「きひぃ・・・もちっっ。」

咥えた指の隙間から漏れる様に喘ぐと、もどかしい気持ちが増幅し

絶頂に近い快楽が私を襲った。

「ぁうふ!んっ・・・。」

「っ・・・イクときは、言えよ?」

「ぁっ・・は・・・。」

返事をする余裕は無く、快楽に身を沈める。

一層の激しい衝動に煽られて、快楽が近づく。

「ぁっっ!!イ・・・き・・ますぅぅんっ。」

「イケよ・・。」

「はぅぅ・・イッくぅぅぁぁ。」

脳の思考が麻痺するほどの快感を感じた数秒後に貴方の生暖かい感触が私の中を溶かした。

「っく・・・は。」

その後貴方に支えられて家に帰ったことは、意識の飛んだ夢うつつで覚えている。

愛おしい貴方の愛を体内に受け入れる幸せの余韻に今だけは浸って居たい・・・・。

外で与えられた刺激

外で与えられた刺激

  • 小説
  • 掌編
  • 成人向け
  • 強い性的表現
  • 強い反社会的表現
更新日
登録日
2013-05-06

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