大切だからこそ・・・

どんなに寂しくても離れたくない。

喧嘩して、泣いて、傷付いて、笑って、愛し合って。
そうして愛を深め合っていく。そんな二人の物語。



この作品は全て作者の妄想によって作られているため、本人には関係ありません。
そしてR18要素とBL要素を含んでおります。
お気をつけてご覧ください。
気分を害されたなどの責任はこちらでは一切受け付けておりません。

喧嘩したって・・・

ねるたん・・・なんでや・・・何で置いていくん?どこ行くん?・・・行かんといて・・・お願いや・・・



「Geroりん!!!」
「!!」
な、なんや・・・?ねるたん、どうして大声出してるん?・・・・!!!ねるたん・・・泣いてる?
「ねるたん?どうして泣いてるん?」
思わず声が震えてまう。
「Geroりん・・・」
ねるたんが俺に抱きついてくる。
「ゴメン、ゴメン。Geroりん、ごめんね。寂しい思いさせてごめんねっ・・・」
「あ、また・・・俺・・・泣いてたん?」
「うん」
最近、ねるたんが忙しくて中々会えへん。そんな日が続いて、俺は嫌な夢を見るようになった。それが、ねるたんがどっか行ってまう夢。俺がその夢を見るたび、寝言でも言ってるんかねるたんが泣いとる。
「だ、大丈夫やで。今日ねるたんが居ってくれるんが嬉しいから、こんな気持ちすぐぶっ飛んでまうよ」
「ホントにごめん。」
こんなときは、俺がどんなに笑顔を見せたって全くダメ。
「もう、俺とGeroりん一緒にいない方が良いのかな?」
「!!」
・・・・これは、どったま来たで~・・・こんなこと言うねるたんは初めてや。あかん、マジ頭来た。
「ふぁーねーるぅー」
「?」
「ふざっけんな・・・よ!!!!」
バキィッ
ええ音~・・・ってか、痛いなー。ねるたんが頬っぺた殴られた拍子によろけて、尻餅をつく。
「Geroりん?何して・・・」
「"何して"じゃ、あらへんわ!!お前、言うてええことと、あかんことがあるやろ!!常識的に考えてわからへんのか!!なんで、俺がこうやって、悪い夢見とんのかわかっとんのか!!どれもこれもお前が好きやからに決まってるやろ!この間覚悟決めてヤったんもお前が好きやから!!でも!!そんな腑抜けやったとはガッカリや!!俺の気持ちも、よう信じれへんようになってしもうたんか!!」
「言いたい放題言いやがって・・・こ、の、や・・・ろ!!!」
バキィッ
!?!?いってぇー・・・尻餅ついてもうたやん!!
「この嘔吐物!!ええ加減にしとけよ!!俺が、そう言うたのは、お前が大切だからに決まってんだろ!!好きだから大切にしたい!!このままだったら俺はお前を傷付ける一方だろうが!!俺だって全部お前が好きだからに決まってんだろ!!」
ほう・・・以外や。でも、府に落ちへんところあるわ。もっかい、殴ったろ。
バキィッ
「アホか!!!なんでや!!なんでそうなる!?俺はお前が好きや!!お前も俺が好き!!」
うわ、恥ずかし・・・
「それでおって何で"一緒に居らん方がええ"とか、なるんや!!マジお前、腑抜けやろ!!好きやったら一緒に居ったらええやん!!なんで離なあかん!?俺・・・離れる方が辛いわ・・・」
段々声が小さくなってまう。
「Geroりん・・・」
「お願いやから・・・そんなこと言わんといてや・・・」
「うん・・・ごめん ・・・もう、絶対言わない。俺もGeroりんと離れるの辛い・・・」
「殴ってごめんな・・・大丈夫?」
ねるたんの頬っぺたが赤くなってる。擦ってみるとねるたんが痛がる。
「痛て・・・俺も殴ってごめん。」
チュッ
ねるたんが俺の頬っぺたにキスしてくる。恥ずかしぃなぁ・・・///
「ね、ねるたん・・・」
「Geroりん・・・あのさ・・・ヤってもいい?」
!!な、何を言い出し・・・て・・・
「ダメ?」
上目遣いで小首を傾げてくる。もう、あかんわ・・・これには、どうも弱い・・・
「///」コクッ
小さく頷く。顔が赤くなってまうぅ~///




クチュ、ピチャ
「んんっ・・・ふあ、ぁ・・・ね、るたぁ・・・ん」
Geroりんがディープキスだけで目がとろんてなってる。あちゃー・・・結構赤くなっちゃったな・・・ほっぺ。
「ひあぁっ・・・」
ほっぺを舐めると可愛い声で鳴く。
「あぁっ、やっ、ら・・めぇ・・・あっ、あぁん・・・」
Geroりん、可愛すぎでしょ。乳首敏感だもんな・・・ふっ、Geroめ・・・そんなに俺に犯されたいかぁ
!!やってやろう・・・
「ふにゃぁっ・・・あかん・・・頭おかしなってまうから・・・」
「いいよ。可笑しくなっても。」
「ああんっ」
ズボンをずり下ろし、息子を撫で上げると一際高い喘ぎ声をあげる。これが普段"シャウトがカッコいい"と騒がれてるGeroか・・・?とか、言ってみる。
「ああっ、あっ、ふあぁっ、あか、あかん、ダメェ」
スゥーっとなで回すと体をびくつかせて喘ぐ。俺は、こんな可愛い人を手放そうとしてたのか・・・危ない危ない。Geroりんが他の男に触られるって想像しただけで発狂しそうになるレベル。
「も、止めてぇ・・・ああっ、ま、まだぁ?あっ!」
「じゃあ、どうして欲しいか言って?」
「・・・・ああんっ、ああっ、ひあぁっ・・・い、挿れて・・・ほしいの・・・ふにゃぁっ」
「どこに?何を?」
「もうっ、ねるたんの意地悪ぅ・・・ああんっ、いやぁっ、ねるたんの、の、それを・・・俺のお尻の穴に・・・ってもう!!恥ずかしいやん!///」
あははっ、可愛いなぁ・・・それじゃ、俺のエクスカリバーが・・・





「あんな、ねるたん」
「何?」
「俺、ホントにねるたんのこと好きやから。だからこそ、寂しくもなるし、辛いときもある。でも、俺はねるたんと一緒に居りたい。ねるたんが好きやから。一生かけて守りたいし、愛し続けたい。誰よりもねるたんが好きやから。」
「俺もGeroりんのこと好き。Geroりんが俺の事で泣いてたらメチャクチャ辛い。だから、Geroりんは俺が一生かけて守る。愛す。Geroりんを手放したくない。」
ふふっ、ねるたんかっこええなぁ。俺、恥ずかしさ耐えて言ったけど、ねるたんこれっぽっちも恥ずかしくなさそうやもんなぁ・・・


大切だからこそ、お互いに思うことがある。



お互いに、お互いの思いやり方が違うけど



お互いを思いやってる。



それだけは言える。



日々の幸せを大切にしよう。



喧嘩もしたっていい。泣いたっていい。



その分笑えばいい。


一生かけて守りぬくと誓ったこの気持ちに嘘をつかずに生きていく。


互いに手を取りながら。





fin.

大切だからこそ・・・

久しぶりの投稿となります!!
めっちゃ楽しかった!!
やっぱり、ねるたんとGeroりんが一番書きやすいなぁ
その内蛇下呂も書く。

いくつか、書いてはいるんだけど、自分の精神状態が安定しないのとか、上手く書けないのとで公開するのはかなり先になると思います。
2つあるんですけど、どっちもあんまりBL要素はないです。けどR18にする予定です。


まあ、色々スタイルを変えつつ頑張りますんで、生暖かい目で見守ってください。

大切だからこそ・・・

"大切だから"と"大切なんだ"の続きになります。 R18要素とBL要素が含まれているので気をつけてください。 本人様には全く関係ありませんので。 ふぁねるさんのかっこよさ、Geroさんのかっこよさと、可愛さを感じて頂けると嬉しいです。

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 成人向け
  • 強い性的表現
更新日
登録日
2013-05-05

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