先生あのね♡

先生あのね♡

居残りと名前

居残りと名前

まぁ、大介先生がてきとうに
学校どう?だとか
俺の授業わかりやすいか?だとか
学校の話を色々してくれた

自宅前_。
「ぁっ、ぁ、わざわざ
ありがとうございましたっ‼」

「ぅい。ぢゃな」

ぶうぅぅううん、プ‼

クラッシュ音を鳴らして
窓から手を振ってた

〜次の日〜
吹奏楽の朝練。
7:30集合、なんだけど
今は7:42∑(゚Д゚)ちょっ笑
やばい遅刻っ信じらんないよねっ
学校の重い玄関の扉をスライドさせて
かけこんだ。
靴のかかとをふんで、
急いで部室に向かう。
途中…
「おはようございまーすっ」
ぁ、大介センセ。
「あれぇっ?!お前…寝坊かぁ〜?笑」
「あっは、はは笑
めざましかけ忘れちゃって笑」
「やれやれ悪いやつめっ‼笑ホラっ急げ」
「はぁーい‼」
なんだろ?なんか、私の中がうるさい。

三年生になって
3回目の授業。
ポイントテスト。
「はいっじゃぁスタート‼」
ぁっ、大介先生は社会のセンセなんだ。
ぇ…ガタンッガチャ
シャープと消しゴム落としちゃったっ
「なぁ〜にやってんだぁ?笑」
そう言ってセンセは拾う
「ありがと、ですっ」
ポイントテスト終了五分前。
もうだめ。
眠い…。
「…かな、可奈、おーい」
ん。
「ねぼすけ笑ほらっがんばれ‼」
ニコっそういって笑って親指を立てた
あぁっなんだよっ私どしたんだよっ
しっかりしろぉっ‼
「ぁ…は、はぁぃ。」
名前で呼んでた、名前。
可奈って言ってた。
あぁ〜…何、コレわ。
昼休み_。
幼馴染のあやと春香と私で
図書室に行った。
ぇっ、ちょっまぢなんなの〜っ‼
最近、大介センセと接触が多い気がする。
おかしいっ変っわぁあぁあっ笑
センセは社会の資料を沢山周りに置いて
ノートにまとめてる。
私はそれを横目でみてた。

次の日_。
6時間目の社会、ダルいキツい眠い。
でも、大介センセだから
なんかやりきれるかも笑
なんだ私わ笑

「昨日、のポイントテスト3点以下は
居残りなっ‼あははっ笑」
「えぇぇええぇぇえええぇっ‼」
くちぐちにおれぢゃんっ
えーっわたし?!って声が聞こえる
ま、わたしもなんだけどね笑☆

私はダルいから寝てる事にした
はやくおわってかえりたいから笑
ぐぐぐぐぐぅ〜。
?!顔をあげると
向かい合わせに座った
大介センセが寝てた。
ぇっ?ぁ、え?!なっ
寝顔、かぁいい。
ふと、なんでかはわからないけど
センセに触れたくなった。

無意識にセンセの髪に触れた。
「ぁ…っあ‼うわぁっ‼
お、おまっな、なぁっ」
めちゃめちゃ動揺してる。
っふふw可愛いっw

「あはは笑なんですか
そのリアクションっ笑」
「びっ、びっくり、したんだよぉっ、笑」
「おどかしてすいません笑
でも寝顔可愛かったです」
先生はぶちゃむくれて、そーですか笑
って流した
「そんなことより、早くおわらせろよぉっ」
「はぁい笑」
ささっと終わらせて、帰ることにした

「さようならっ」
「ばいばい、ぢゃぁな〜気ぃつけろよ」

自宅。
ダメだ、ずっと考えてる。
センセのこと…
好きなの?いやいやいやっだって
ないないっ先生はほら先生だ‼うんうん
どうかしちゃってるよね私っ
もーいいよっおやすみっ

先生あのね♡

先生あのね♡

  • 小説
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-05-04

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