「想いを伝えたい……　起源　」

知っている人は誰もいない

周りの人はみんな他人

そんな中　あなたを見つけた

一人でいたあなたに

積極的に声をかけてみた

あなたはまっすぐに見つめて

そして、微笑んだ

微笑みを向けられたとき

なぜだか少し恥ずかしくなって

ぶっきらぼうな言葉を告げた

それでもあなたは笑みを絶やさず

ついてきてくれた

そのことが嬉しくて

嬉しいのに　また違う言葉を告げて

あなたに嫌われたらどうしようと

振り返った先では

あなたは微笑んでいた

あなたの微笑みに、

安心と、別の感情を

胸に抱いた