人と何かをすることは 【プロローグ】

ここは北海道。まだ肌寒い4月後半の午前10時。
そんな中とある一人の17歳、清水悠斗は寝巻きのまま何時間もパソコンの前で何かを真剣に見ていた。
それは最近売れているバンドの動画だった。
そして青年は某SNSサイトにこう書き込む

「今回もダメだった。僕の作るにはいまいち刺激もたらんしやっぱりどのアーティストとも同じようで新鮮味がない。」

そして次々と流れ込む関係のないこと。
清水はそれを見ているとなんだかくやしくてしょうがなかった。
そして清水はパソコンの電源を着替えたまま服に着替えコートを着て、外に出ていった。

清水の家は街にも本当に近く数分歩けばすぐ人通りの多いところに出る。
そこで清水はすぐそこのコンビニまで歩いて行った。
そしてカップラーメンを数個、お茶を2本買う。
清水は無表情ながらまた真剣な顔でコンビニを下げながらそこを出ていきまた家の方へ歩いて行っていた。

そこまでは別に当たり障りの無い日常だった。

おもむろに歩いていると血色の悪そうなやせ細った少年が歩いてきた。清水と同じくらいの年だろう。
清水は気になりその人の方を見た。しかし少年はこちらには気づかず、まるで動くだけの屍のようだった。
そして2人はお互いすれ違う。
その時清水は我慢できず衝動にかられた。

「まって!」
清水は少年の腕をつかみこういった。
しかしこまったものだ。声がでない。どうすればいい。
「あの・・・なんでしょうか・・・」
少年は無表情にとてもか細く高い声でこういった。
「あのさ・・・」
清水はコンビニ袋を少年の前に突き出した。
「これ、よかったら一緒に食おう・・・!」

ーこれが僕と彼の出会いだった。

人と何かをすることは 【プロローグ】

どうも海亜之改め伯方の塩です。名前コロコロ変えて申し訳ございません。

さておき今回は初挑戦の長編物です。
しかし私は本当に忘れっぽいので次の更新はきっと数ヵ月後、いや下手したら半年後になるかもしれません(笑)。

そして今回は著作権全くつけてません。
欲望に負けた人同様に。

まぁこれといって深い理由はないんですけど自由にしてくれ!って奴です( ◠‿◠ )

この人は馬鹿なんだなとても思っといてください。


あ、そういえば欲望に負けた人ですがありがとうございました。
Facebookの方でイイネがあって嬉しかったです。やってないんですが。
ありがとうございました。

それではまた。

人と何かをすることは 【プロローグ】

僕、いやの僕たちの人生は適当に日々を生きていたからこそ変わったのかもしれない。 そしてこれはその「はじまりのものがたり」

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-27

Public Domain
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