アムールミエル(愛蜜)
「ノブ、もう、パリの生活には少しは慣れた」
「ええ・・・まぁ~なんとか・・・」
「もう、こっちに来てどれくらいだっけ・・・」
「おかげさまで、1年になります」
「そうか、もう、そんなになるんだ」
ランチの仕込みをしながらスーシェフの田口は聞いてきた。
伸之は、少し苦笑いを浮かべながら答えた。
大学に通いながら夜間の調理師専門学校に通い、空いた夜は、居酒屋でアルバイトをした。
大学入学のときから、コックになりたいとは思ってなかった。
何の気なしに観ていた、テレビドラマの主人公がレストランのシェフだったことがきっかけで
料理の道に入ることを決意した。実家がレストランだとか料理を作るのが好きだったわけでもなく
ただ、カッコイイというだけの事だった。
実家の両親も、この不景気だから腕に職をつけたほうがいいだろうと、伸之が専門学校に行くことを承諾してくれた。
大学では、フランス語が出来たほうが女性にモテるだろうというだけで第2外国語はフランス語を専攻した。
そして、大学を卒業したと同時に日本では働かず、仲介業者に70万円払ってフランスのミシュラン1つ星のレストランを3年契約で
紹介してもらった。そこは、スーシェフ、つまり、シェフの下セコンドの立場の料理人が日本人だということでこの店に決めた。
やはり、百聞は一見にしかず。実際こっちで生活すると、パリの街の汚さや、とくに外国人には高い家賃。日本ではあまり知られてはいない
ごく一部のフランス人による日本人の人種差別がある。
仕事の内容も、学校の知識しかなかった自分には毎日がかなり刺激的だ。たまに、フランス人シェフ、ミラーの友達の猟師がその日しとめた
猪や鹿、カモやウサギなど、羽根や毛皮がついた状態でレストランに持ってくる。
また、こっちの若い女性までも、お頭つきで羽根の付いた鶏や、毛皮の付いたウサギなど、平気な顔をして料理する。
レストランのコックは盛り付け担当のフランス人シェフのミラー、温かい料理担当がスーシェフの田口、冷たい料理担当が黒人シェフのアシェリ。
そして、洗い場や3人の手伝いをするのが伸之の計4人のコックと、サービスはソムリエを兼ねたフランス人と、まだニキビの残る若いフランス人の
二人だけだ。客席は、満席状態で30人前後ぐらいだろう。
たまに、国際電話で専門学校で知り合った友達に電話すると、日本での料理修行は想像した以上に大変らしい。
ミスをすると、罵声を浴びせられたり、たまに鉄拳もあるらしい。
ありがたいことに、ミラーはすごく穏やかな人で伸之は、今まで何回もミスをして落ち込むと
「気にするなとか、そんな失敗は誰にでもあるよ」など優しく声をかけて、まわりの人達も
なにも問題ないよ、という感じでうなずいてくれる。その都度伸之は、その優しさに涙が出てきそうになる。
ランチが終わり、休憩に入るまえに、田口が伸之に声をかけてきた。
「ノブ、明日は休みだし、今夜仕事が終わったらうちに来て、ちょっと呑まないか」
「ありがとうございます。いいんですか、じゃあ~お邪魔させていただきます。はじめてですね、なんかうれしいです」
「そうか、よかった。こっちもうれしいよ。今夜はゆっくり呑もう」
年齢は45歳、日本人にしては田口はホリの深い顔で、白髪のない短髪にもみあげからオシャレ髭をはやしている。
趣味は山登り、そのためか顔は日焼けした健康的な肌色をしていた。
日本人で星のあるレストランのスーシェフなんてすごい。仕事もできるし、みんなからも慕われている。
いつしか田口は伸之が尊敬できる対象になっていた。
仕事が終わり、伸之は田口と一緒に、レストランから歩いて20分ぐらいのところにある田口の住むアパートに行った。
凱旋門近くのアパートで、同じアパートでも伸之が住んでるアパートとは雲泥の差がある。
フランスでも、この辺は富裕層が多く住んでいそうな場所だった。
まずは、テーブルに座って乾杯と、こっちではなかなか手にはいらない日本のビールで乾杯した。
夏がちかくに感じるようになった最近、夜は生暖かく心地よい風が吹くようになってきた。
やはり、仕事終わりの酒はビールが最高だ。
仕事では、あまりプライベートのことを話さない田口は、結婚はしたことがなく、今だに独身だということを伸之は初めて知った。
二人でビール1本空けたころ、呼び鈴が鳴り、田口が玄関に迎えに行くと、黒人のアシュリが入ってきた。
「ノブが喜ぶと思って、アシェリも呼んだんだよ」
あまり仕事場では無駄なことは離さないアシェリ、だけど、たまにみせる大きな二重の瞳で笑う笑顔は子供のように可愛く見える。
伸之も、いつか機会があればこのアシェリともっと、話がしたいと思っていたところだ。
今度は、シャンパンで3人で乾杯をした。伸之も、まだ、たどたどしいフランス語で一生懸命アシェリに、家族のこと、趣味や好きな
映画のことを質問した。アシェリもその可愛い笑顔でなんでも質問に答えてくれた。
「ノブ、そうだ、仕事が終わったまま来たからシャワー浴びておいでよ。身体中ベトベトして気持ち悪いだろう」
調理場の中は暑さと油で1日働くと身体中ベトベトになる。伸之は遠慮なくお礼を言い、タオルを借りてシャワーを浴びることにした。
伸之がシャワーを浴びていると、バスカーテンがいきなり開いて田口とアシェリが真っ裸のまま入ってきた。
驚いている伸之の顔を見て、笑いかけながら
「驚かして悪いね、一緒にシャワー浴びたほうが時間の短縮にもなるし、日本の銭湯に入ったと思えばいいじゃない」
「ノブは意外と筋肉質だね、なんかスポーツでもやってたの」
「ええ、たいした活躍はできなかったですけど、サッカーをやってました」
そういう田口やアシェリも筋肉質の体つきだった。
伸之の敏感なところが、突然ピリッと痛みが走った。
「これ、剃らないんだ」
アシェリが、伸之のアンダーヘアーをいたずらな子供の笑顔で聞いてきた。
見ると、田口もアシェリも子供のようにキレイになっていた。
聞くと、フランスでは、キレイに剃るのがふつうらしい。
それにしても、黒人は大きいと聞いているが、初めて見るアシェリの砲身の大きさは想像以上に大きい。
たぶん、日本の女の子はこれを受けいることはできないだろう。
伸之の視線に気が付いたのだろうか、アシェリの砲身がだんだんと覚醒してきたような気がした。
そして、いやでも視界に入っているな田口の砲身も、も同じように張りのしっかりしたものが覚醒してきたような気がした。
二人とも目が合うと、なにか意味ありげな微笑みをしてきた。
伸之は何か得体のわからないものに身体中支配されて、動悸がとまらなかった。
あえて言えば、ジェットコースターがあの、カタカタと登るときの心境に似ているかもしれない。
伸之は先に出て、タオルで身体をふき洋服を着ようとしたら、置いてある場所にはなにもなかった。
洋服を探していると、すぐ出てきた田口が後ろから
「洋服は洗濯機で洗ってるよ。大丈夫だよ、乾燥機付きだから明日の朝までには乾くよ」
田口は伸之からタオルを奪い取るようにして取ると
「大丈夫だよ、男同士真っ裸のままで呑んだほうがリラックスできるよ」と田口は言ってきた。
田口は、部屋中の明かりをろうそくに換えた。ろうそくの火は見ているだけでリラックス効果があるらしい。
3人して、ブランデーを呑みながら、4人掛けのソファーに座り、田口が伸之の筋肉質の胸のところを
触れるか触れないかの感じで、話しかけてきた。
「そんなに、緊張して固くならなくても大丈夫だよ。もう、気付いているかもしれないけど、アシェリとわたしは同性愛者なんだ」
「この国は同性愛者が多いんだよ。とくに、料理の世界や美容師の世界は多いらしい。それだけいろいろな感性が必要な職業なんだろう」
「わたしも、はじめて来たとき、シェフのミラーに同性愛の素晴らしさを教えてもらったんだよ」
「はじめて見たときから、わたしはノブが好きになったんだ、そう、アシェリも同じだよ」
緊張して、る伸之の瞳をのぞき見ながら田口は囁き、伸之と目があった瞬間、田口は伸之の唇を奪った。
童貞ではない伸之は、何故か冷静に男の舌は女の子と同じように甘くやわらかいものだと感じていた。
そして、アシェリも伸之の左胸のブラウン色したペタル花びらを指先でつまみながら、長くて温かい、そして柔らかな舌でもう一方のペタルを吸ったとたん
全身に電流が流れたような刺激が走った。
「ハァッ!」伸之は女の子のような声をもらした。
「ノブは乳首が感じるんだね、男にも性感帯はいろいろあるんだよ」
やさしく伸之の耳元で田口は囁きかけた。
伸之は、ふたりにされるまま全身に電流が走り、、思考不能状態でいたとき、今まで感じたことがないところが感じてきた。
伸之は、ドッグスタイルにされ、田口に胸にある左右のブラウンの花びらペタルを指先でつままれながら
覚醒して破裂しそうな田口の砲身を喉深くまで受け入れ、口からは蜜、そうフランス語でミエルが喜びあふれていた。
そして、アシェリが伸之のぽっちゃりと、かたちのいい桃尻を指で左右に広げ、未開発の花弁、フランス語でいうペタルを長い指と舌でひろげていた。
ここが、伸之が今まで感じたことがない快感の正体だった。
そして、口のまわりを伸之のペタルから喜び溢れるミエルで光らせながら、田口に行った。
「なんてキレイなペタルなんだっ!ミエルも甘くて美味しいよっ!」
その声を聞いた伸之は我に返り、田口自身をくわえながら
あれは無理だよっ!たぶん太くて30㎝以上はあるアシェリ砲身は入らないよっ!オシリが切れるっ!
しかし、伸之の声なき抵抗もむなしく、、アシェリの砲身はゆっくり、そして確実に伸之の身体の中心へと挿入されてきた。
アシェリの砲身はだんだんとリズミカルに動きだしてきた。それと同時におあずけされてヨダレを垂らしてる犬の口元状態だった伸之の砲身を
アシェリが大きく、柔らな手のひらで包み、まるで、ミルクがたくさん詰まった乳搾りのようにやさしく、そして、刺激的にうごかしはじめた。
脳は腸が進化したものだときいたことがある。やっぱり、腸で感じる快感も素敵だ。
ドッグスタイルのまま、田口の砲身をくわえたり、田口が伸之に田口の下の花びら、ペタルを伸之の口元にあて舌で味わってもらったり
しているうちに、田口の愛蜜、アムールミエルがそろそろ喜び溢れ出ようとしてきた。そして、アシェリも伸之の身体の奥深くにアムールミエル
が喜び溢れ出ようとしていた。
「ノブ、そろそろ逝きそうだよ・・・」田口は、田口の砲身を喉深くで受け入れてる伸之に言った。
伸之は、腸の中で喜び踊っているアシェリの砲身から、愛蜜アムールミエルが喜び溢れることがわかっていた。
そして、伸之自身も・・・
伸之は、一度田口の砲身を口から離し、ふたりに言った。
「オッ!おねがいしますっ!僕の中にイッ!いっぱい出してくださいっ!」
「キッ!気持ちいっい~!いっぱいだしてぇ~!」
そして、上の口で田口の愛蜜アムールミエルを一滴残らず飲み込み
下の花弁ペタルでは、アシュリのアムールミエルをあふれ出るほど呑みこんだ。
気を失いかけながらも、伸之の砲身からもアムールミエルが
喜び溢れ出た。
アムールミエル(愛蜜)
気分が悪くなられた方はごめんなさい。
この場をお借りして謝ります。
あと、画像は作品とはまったく関係なく、PC内の画像です。
読んでくださり、ありがとうございました。