人生ゲーム

人生という名のゲーム

唐突に聞こう。
皆は「こんな人生嫌だ」「あの子と変わりたい」と思ったことはあるだろうか。
そして私はこう考える。
人生というものはただの「ゲーム」にすぎないのだと。
更に問おう。
皆はRPGゲームをプレイしたことがあるだろうか。
これで、コンピューターのキャラの難易度を決める段階がある。
大まかに分ければ、基本的なのはこの5つだろう。
「天国」「易しい」「普通」「難しい」「地獄」。
この難易度は自分が生まれる直前に決められるとする。
ここで実例を用いる。
私は自分で思うが、自分自身の人生を難しいと地獄の間だと思う。
ファンタジックに考えたら、生まれる直前。
難易度を決める神が
「こいつはどうでもいいな。だけど顔がムカつく。じゃあ地獄にしてやろう」
と考えたとする。
だが、それがあまりにも理不尽だと思った側近がいたとしよう。
その側近Aが
「それだけで地獄は可哀相でしょう。では難しいと修羅の中間らへんでいいんじゃないっすか」
と言ったとする。
それは正しい事なので、神も納得し、適当に難しめの人生になった。
と考えよう。
では、この人生の難易度で何が変わるのか。
それは、顔、性格、頭の良さだ。
まずこの三つが全部駄目だったとする。
つまりは、ブスで性格悪くて馬鹿という事だ。
こんな三重苦が勢揃いしてしまったらもう人生終わりと考えていいだろう。
だが、中には顔は論外として、性格、頭の良さはこれからの人生で補われるのではないかと考える人がいるだろう。
もしくは顔も、整形などして頑張れる。と考える人もいるだろう。
それは否定しない。
だが、ここで一つ考えてほしい。
最初から顔も綺麗で、性格もよく、頭も遺伝子的に要領が良かったとする。
そうすれば、大金をかけて不自然な顔を手に入れたり、悪い性格を無理やり良くさせようと無理をしストレスをためたり、大量な時間、参考書を使って無理やり頭をよくさせたりする努力と苦労はいらない。
そう考えれば、絶対最初から持っていた方が何倍も得だろう。
私はいつもそう思っている。
私はこんなに努力しても精々、「普通」くらいしかランクアップできないだろう。
そうして、私がこんなにしている「努力」というものをしなくても最初から「易しい」というランクの人はそのままのうのうと生きていけるのだ。
私はその光の中にいる人をいつも見ている。
だけど、闇の中から光は嫌という程見えるが、光の中から闇はそう見えないものだ。
全く皮肉だろう。
私は今日もそんな気持ちを抱えながらこの辛く苦しい人生を歩む。
挫けそうになっても仕方がない。
これは絶対にかえられない「運命」「宿命」なのだから。

人生ゲーム

御拝見有難うございます。
この作品は、私の心の想いを随筆したものです。
いつも友人から「堅苦しい」とか「鬱陶しい」とか「思考回路どうなってんの」とか言われます。
今回の作品は堅苦しく、「何人生語ってんのこいつ」とか思うかもしれません。
ですが、少しだけでも同意してくれる方がいれば、とても嬉しいです!
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人生ゲーム

私は何でこうなってしまったのか。 私の人生は何で…。 十五夜兎随筆の作品です。ごらんください。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-25

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