雷ひとつ

すんごい短い!
ガラケーのときにちまちまっと書いていたもの。
雷のなるときに、リア充が一緒にいたら。

空が光ると

空が明るく光った。
"雷だ"
横にいる君は小さくつぶやいた。
"隣に君がいるから安心だけど"
君が僕の服の裾をきゅって、しわがつくほど握ってくる。
『ゴロゴロバリゴロ』
光ったのとほぼ同時に、音がして君は
"やだっ"
小さくつぶやきながら、すぐに顔を僕の体で隠した。
かわいいなぁ。
僕は今幸せだ。
君の苦手な雷さいこー。

雷ひとつ

こういうリア充って、いいなぁ……て思わないわけではない。
別にリア充になりたいわけじゃないんだけど、うちの子が、こういう感じなのが好きです。

雷ひとつ

雷が鳴っている間のリア充のお話

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-25

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