亡くしモノ

見つからない 大事なモノ


どこに置いてきたんだ?
どこに忘れたっけ…
いや 忘れたんじゃない…亡くしたんだよ

お母さん…お母さん
どこ行くの?

夢のなかで 幼いときの 僕がいる。

これは昔の記憶?
それとも 僕が 自分でつくりあげた空想?

何でか夢の中は 真っ暗い 暗闇の中 ひたすら
お母さんの名前を呼び続けていた…

そこは とても静かで
空気が湿ってて
肌にすっと触れるくらいの 柔らかい風が吹いていた

目をあけた…
するとそこは 僕のベッドのうえでも 家でもなく

今、見てた夢の中にいた

そこには 一人の少年がいて
きっとそれは僕なのだろう…

「ねぇ…キミ」

少年に話しかけてみる
すると彼はこちらに顔を向けた

…っ なんて顔だ…

まるで人間じゃない 暗いせいか
顔の皮膚がただれて剥がれ落ちている

これはほんとに僕なのか!?

「お兄ちゃん 僕のお母さんしらない?
いなくなっちゃったの…さがしてくれない?」

あまりの恐怖に言葉を見失う

すると走馬灯のように何かが 僕の頭の中に流れこんできた
なんだ…この映像は すると ある場面でその映像はゆっくりと流れだした

こ…ここは
緑で覆っている 一軒の古びた屋敷があった
そこは なんともいえぬ 黒いモノで覆われていた…
まるでここには来るなとでもいうかのように
自然に足が前に進んでいた
昔、僕は一度ここに来たことがあるんだ…
いつだろう 自分の記憶にはない 忘れた記憶の中で 確かに僕はここに来たことがある

あ…れ? あの子は確か 小学生のときに遊んでいた 友達だ…
一人の男の子が 屋敷の中をうろうろしているのがみえた どうしてだ…
足が震える…動けない なんで 体が悲鳴をあげている 体は覚えているのか 昔に起きたことを

僕は あの子を助けなきゃ…
急いであの子のもとへ 走った すると 見たことのない生き物が
あの子の方へと向かっていた 僕は そいつの前に 立ちはだかった
でも…僕の体をすり抜けて そいつはあの子に飛びついた
そいつは 肉をむさぼり 腕をちぎり 骨まで残らず 食い尽くしてしまった 

「うっうまい…子供の肉…ハァハァ欲しい…」

僕は 厳格を見てるだけなんだ…
だから あいつには僕が見えない

これは夢 いや 夢であってっ欲しい
そう願った

「くるなぁあああああああああああああ!!!!」

ガシャァアン 

大きい悲鳴と共に  大きな物音が聞えた
あの声は まさか 

急いで悲鳴が聞えた方えと向かったするとひとつの部屋の前へとたどりついた
ゆっくりと扉を開けると 幼い頃の僕の姿がみえた
そこにはあの子供をくいあらした生き物がいた

すると僕は 思い出したんだ…
そう ここは昔 僕がふざけてきた場所 ここは有名だったんだ
一度入るともどってこれないって
でも、そんなのうわさだって そう思って 友達とここえ来たんだ
だから まさかこんな化け物いるなんておもってなかったし…ちょっとした
ふざけ半分だったのに こうなるなんておもってもなかったんだ…


グチャ…


えっ       痛い


体全身に激痛が走った なにが起きたのかわからない

獣のにおいと 猛獣の荒い鼻息と 体をむしりとられる感覚 だけが残ってる


ここは 夢  僕が作り上げた 空想の世界 幼いときの記憶  

ねぇ…僕は死にたくないんだよ。


「どう? 死ぬって恐怖と この痛み なんで キミだけ 記憶を亡くしたの?
思い出させてあげる…そして ここで 一生 苦しみと 痛みと 悲しみを味わってもらうね?
キミが僕たちを殺したから…」

僕が…?




あれ 意識が   


薄れていく… ここで 死ぬんだ



僕は死ぬんだ…


元から 僕は死んでいたのに

亡くしモノ


亡くしモノ それは死んだ後の記憶
死んだことを忘れてしまわないように…

死んだことをいまだ知らずに生きているんだと…

きっとたくさんの人たちがさまよっているでしょうね

そんなかんじで
かかせてもらいましたwwつまらないかも知れないですけど
よんでくださいww日本語へたくそなのでそこらへん
むしでお願いします

亡くしモノ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-24

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