童心

鮮やかなコバルトの空と白く光る雲。
太陽で熱くなる銀のアスファルトに
なにかいいことありそうだなと期待した、少女の夏。

額の汗、照りつける太陽と乾いた喉。
化粧が落ちるくらいタオルで顔をこすり、
ミネラルウォーターをたらふく飲んで充電。

見上げる空。広い、濃い蒼のドーム。

旅の途中の、夢見る力。

よみがえれ、童心。

童心

童心

なにかいいことありそうだなと期待した、少女の夏。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-16

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