彼は生きてる、私の中で。

彼は生きてる、私の中で。

これはある大学生2人のたった2年間のラブストーリーです。
これを読んで勇気づけられる人がいれば幸いです(((o(*゚▽゚*)o)))

第一章 出会い

これは私と私が生涯忘れる事のできない、彼との2年間の記録である。

彼の名前は三宅 結城。私の初恋相手だ。
彼は自由奔放で、周りを振り回し、次の行動が予測不可能だった。

私は初めは彼が理解できなかった。でも彼と接していくうちに分かった。
彼はまだ名前もついていない原因不明の難病を患っていたのだ。
彼はただ、最後まで自分らしく、まるで蛍のように命を燃やして輝き続けていたのだ…

彼と出会ったのは、ある春の大学の中庭だった。
私はお弁当を食べるために中庭にいた。彼は私の向かいにいた。
私は向かいにいる彼に目を奪われていた。彼は顔もイケメンで、体系もモデル並みだったが、私は彼の瞳を見ていた。その瞳はどこか物悲しげで、何を考えてるかなんて分からなかった。
気になって見てると彼と目があった。彼は私に気づいて「なんでさっきからこっち見てるの?」と聞いてきたから私は正直に答えた。
彼は「ふーん。そういう風に見えてたんだ。ところで名前は?うちの学部ではないみたいだけど。」と言ったから私は「経済学部の小澤 春子です。」と名乗り、彼は「僕は物理学部の三宅 結城。」と名乗った。

そしてその後はたわいもない話をして別れた。

彼は生きてる、私の中で。

まず、主人公2人の出会いを構想するのが大変で、難しかったです。
出来るだけシンプルにしたいなと思いながら、考えました。
今回登場したのは三宅 結城と小澤 春子だけですが、後々登場人物を増やしていく予定です。そこも楽しんでいただければ(笑)
そして次回は三宅 結城の病気の症状がどういうものか書くつもりです。

彼は生きてる、私の中で。

私、小澤 春子と彼、三宅 結城が出会ったのはある春の大学の中庭だった。 私は彼の自由奔放さに振り回されながらも惹かれていった。 ところが、彼には秘密があった…

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-14

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