ガンダムZ 0087 外伝　ユキ編その１

とぅとぅるーー

？「ユキ？聞こえるか？」
宇宙世紀００７８
ここはフラナガン研究所だ。

私の名前はユキ・ジャスティリアだ。
そう、ジャスティリア
ジオンのジャスティリアと言えば名家だ。
本来なら兵役は免除される。
だが、戦況の変化。パイロットの不足。
そして私が志願したからだ。
フラナガン博士にはお世話になっている。

ギレン「「敢えて言おう！カスであると！」」
ジオン公国の戦況は悪くなる一方だ。
ジオン最後の砦、ア・バオア・クー
私の初めての戦いの場所

一般兵「ギレン総帥が戦死なされた！？」
一般兵「どうするんだ！？」
戦線は壊滅
私の部隊は撤退を初めている。
私は博士にニュータイプと言われた。
だが、実際は戦績は著しくない。

ああ、やってしまった。
私はやってしまった。
自分の船を沈めさせてしまった。
カルロス「ユキ！オドオドするな！まだ味方はいる！」
カルロス、彼は私と同じニュータイプ
私よりも強い人
カルロスは目の前のジムを切り裂いた。

私は…死にたい…
あの後私たちは連邦に拿捕された。
だが、そこは地獄だった。
女は壊れるまで、膣が裂けるまで…
男は即銃殺刑
カルロスは銃殺刑を免れた。
だが私は…
カルロスは私の為に、自らの命を懸けた。
それでも、私は犯された。

外が騒がしい
私は独房でだるい体で耳を澄ませた。
しばらくすると、一人のジオン兵士が入ってきた。
私にはそれが神々しくみえた。
ユキ「あなたは…？」
シャア「私は…赤い彗星だ。その様子だと随分やられたようだね。
すまない。本当にすまなかった」
赤い彗星は泣いて私に謝った。