新人

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四月。日本中でフレッシュな新人たちが先輩に挨拶してることだろう。

そして、ここにも「新人」君がやってきた。

彼は「新人」らしく礼儀正しい挨拶を一人一人していき、
私にも挨拶した。

「今日からよろしくお願いします」
「よろしく。でも実は私は明日でここを卒業なんだ」
「え? そうなんですか?」

私の胸にじわりと幸福感が込み上げてきた。

「うん。入院して1ヶ月、やっと退院、社会復帰だよ」

同じ病室のベット上の二人と松葉杖をついた彼は、少しうらやましそうだった。

(了)

新人

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クスッと笑える【超短編小説】 四月は「新人」が入社し仕事場に配属される季節ですね。そしてここでは・・

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-07

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