自由でいたい
みぞれ混じりの夕暮れ
ビルの片隅でひとり雨宿り
やせた野良犬が僕をみつめている
手にあるコロッケを半分投げてやる
それをパックと食べると
尻尾のひと振りもせず
クルッと向きを変え
ヨタヨタと歩いて行った
僕は野良の後姿に投げかけた
愛想良く飼われていれば
ぬくぬくと温かな家で
うまい飯にありつけただろうに
それでもお前は
無愛想なままで生きていくんだな
自由でいたい
みぞれ混じりの夕暮れ
ビルの片隅でひとり雨宿り
やせた野良犬が僕をみつめている
手にあるコロッケを半分投げてやる
それをパックと食べると
尻尾のひと振りもせず
クルッと向きを変え
ヨタヨタと歩いて行った
僕は野良の後姿に投げかけた
愛想良く飼われていれば
ぬくぬくと温かな家で
うまい飯にありつけただろうに
それでもお前は
無愛想なままで生きていくんだな
自由でいたい