春の笑顔

春の笑顔

風と共に散る桜
そんな春の季節に
私の心は穏やかで落ち着く

不安も寂しさも全て
人との繋がりを持つ事で
私の心は少しずつ満たされていく


天真爛漫
それは私のほんの一部
桜が舞う春の空気と共に
心から高揚を覚え始める

純粋無垢
幼く感じてしまう自分
春の匂いが立ち込める街の中
私の姿は幼く見えてしまう


流れいく春の訪れに
私たちの心に小さな桜が舞い
人並みも街の雑踏も全てが
桜のように舞い散っていく

そんな季節だけれど
私はそんな小さな流れの中を
逆らわずに歩み続けたい


春は恋の始まり
それぞれが恋をして生き
そして自分の心に桜を咲かせる

自然と流れる季節に
私は闇に堕ちる事なく
小さな幸せと小さな出来事
いつまでも感じ続けたい


その中で生まれたもの
自然と溢れる大事なもの
嬉しくも悲しくもそれを忘れず
永遠に受け継がれる大切なもの

たった一つ
みんなが幸せに願うもの
私はずっと絶やさずに
これからも笑顔で居続けたい


だって・・・
笑顔は心に咲く桜だから―

春の笑顔

春の笑顔

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-05

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