すごく、すごい。
中2の亜理紗のストーリー
私は亜理紗。
今、好きな人がいるの。
普通だよね。
まぁ、友達には「好きな人いるの?」って聞かれても「いないよ」って答えるの。
好きな人も、クラスメートの連くん。
ごく普通な中2です。
そんな私は、大親友の芽衣と、
中1のときは同じクラスで中2になってから離れて、
最近しゃべってないんだ・・・。
最近っていってるけど、本当にめっちゃ最近。
だって、1時間目の休みごとに芽衣に会いに行くから。
芽衣「亜理紗亜理紗亜理紗亜理紗亜理紗!!!!!!!」
亜理紗「え、なに?どうしたっ。」
私は笑いながらいった。
芽衣「ちょーやばい!好きな人できた!」
はやっ!!!!
クラス替えしてからまだ4日しかたってないっていうのに、
芽衣って好きな人コロコロ変わるよね。。。
亜理紗「誰?」
芽衣「腫汰(しゅうた)くんっていうんだけどね、ちょーいけめんなの!」
亜理紗「じゃあ、昼休みに見に行くね。」
こうやって私は毎時間芽衣に会いに行くことによって
クラスの友達ができなかった。
そんなある日。
安田「This is my...........」
あぁ、英語ってどうしてこんなに大変なんだろう。
ていうか、安田先生ってめがねはずせばいけめんなのに。
ばかじゃーん。自分の実力わかってないのか?
キーンコーンカーンコーン
ねぇ、安田先生かっこよくね?
思った!あのめがね、ちょーセクシー!
あんたらバカじゃないの?安田って、28だよ、じじいだよ。
えーまじか。
最初自己紹介のとき28っつってたじゃん。話し聞けば?
あ、うーん別に私たち恋愛で見てるわけじゃないんだけどね。
知ってるわ!
へぇ、安田先生って28なんだ。見えない。。。
連「うぉー!やばっ」
陸斗「えっ、なんだなんだなんだ?」
連「見て、これ。」
最近男子は指をどこまで曲げれるかみたいな、
二つ目の間接を曲げれるかみたいな、
くだらないことにハマってるらしい。
陸斗「連きもーっ!え、マジか、えぇぇぇ、すげぇ。」
あぁ、私も陸斗くんみたいに連くんとしゃべりたいな。
少しだけでいいからさ。
もうなんでぇぇぇぇ?私しゃべれないのどうして。。。。。。。。。。。。。
次の日
安田「はい、これで終わりです。先生は、担任ではないですが、悩みなどがあったら相談してくださいね。」
うお、これは絶好の機会じゃない?だって相談してくれるんだし先生だから、誰にも言わないし・・・。
タッタッタッタッ
亜理紗「先生!」
亜理紗「安田先生!」
安田「あ、おう、亜理紗さん、どうした?」
亜理紗「相談したいことがあるんです。」
安田「何?」
亜理紗「クラスの人としゃべりたいです。。。」
安田「ん?」
亜理紗「あ、変ですよね。私、クラスの人と仲良くできなくって・・・」
安田「まだ5日しかたってないから大丈夫。」
(つづく)
いろいろな家庭の事情があってここまでです。
すごく、すごい。