霧の朝

いつもと どこかがちがう

冷たい風が

しんしんと 私を 囲んでいる

どこからか

牛の鳴き声が

聞こえてきそう

前に歩いていた人も

霧の中

消えてしまった

私も 消えているのだろーか

ここは 地球なのだろーか

電車が こなければ

もっと ゆっくり歩けるのに

霧の道☆



1979.10.27

霧の朝

霧の朝

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-04-01

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted