あの日

なんにもしらないくせに。
ああ、吐しゃ物です。

あの日
たしかに
僕は泣いたんだ

あまりに綺麗な星空が
僕の醜さを明るく照らすから

僕は耐えきれなくなって
星空に向かって傘をさす

君は不思議そうに首を傾げた
あなたはおかしなヒトって

あの日
たしかに
君は嗤ったんだ

あの日

なんにもしらないのは、僕です。

あの日

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-31

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