混沌
君からの 突然の別れのメール
自分が苦しくなった時は 助けを求めてきたくせに
自分が寂しくなった時は 甘えてきたくせに
あいかわらず 君は自分勝手だ
自分のやりたい放題して
私のなかを ぐしゃぐしゃに荒らして
気がつけば 離れていくんだもの
私の 想いなんて 気にも止めないまま
もう 手を伸ばしても 君には届かない
どうしてだろう
そんな最低な きみなんて ほっとけばいいのに
どうしてまだ 泣いてしまうの
喜ぶべきでしょう 解放されたんだ
やっと
見えない 君という鎖から
なのに どうして
まだ 私はそのちぎれた鎖を抱いているの
その鎖を持って 歩こうとしているの
分からないことだらけだ
私自身も 君への想いも
ただ 私がこうして立っていられるのは
腐り果てて 錆ついてしまった
君との約束の おかげ
混沌