内乱

内乱について

内乱が始まったらしいと小耳に挟んだがしかし所詮内乱などというものは内乱であるからして外のものとりわけそこから遠い外のものにとっては全くと言っていいほど関係のないものでだからこそ内乱どまりなのであるがしかし今の私にとっては非常に関心事であるのはそれはその内乱というものが自身の体内で起こっているものであり私の意識で左右されないところで勃発した内乱であるため止めに入ることもできないままに被害が生じる可能性が高いということが懸念されているため関心も高いのであるが阻止する術も持たないとき驚くべきことに現代社会で生きている現代社会人の発想とは到底思えないのだが神や伝承を信じ願いはじめることに私は心底驚いたというよりもそれを通り越して呆れ果ててしましいそうだが女はそれでも亭主をたてるようにと教育されており遊び散らかすようなみだりに淫らな亭主でさえ笑顔の仮面で受け入れるという決まりを取り付けることができればそれは幸せそうに暮らせるというような考え方でもって行動するというなんとも都合の良い不幸というか不都合な幸せというよう感覚とどこか似たような部分を感じ想像してひとりでその状況を嘆きどこかで軽蔑していたのだがそんなことを考えていても内乱は止まらないわけであり効果なしもしくは無駄な時間を割いてしまったという点での損失があるかもしれないがそれはその人個人個人の捉え方の差異から生じる結果であるがため私は想像力なしに言及したりはしないであろうと言い切っておきたいがじゃあその想像力とは何かについて定義をもとめられても上手くは言えないのであるのは何故ならばその想像力の解釈や認識はひとによって異なっているためにわたしが慎重に発した言葉を君は不躾な発言とあのときあいつは想像力を以てことばをえらぶと言ったじゃないかというような反感を買うかもしれないしその辺りの認識と経験の違いが出たとしたらそれは例外として脳内で処理して頂けるのが最もありがたいことであるとも考えているのであるがそれが内乱について何も語られていない愚弄だと知りながらも語っているのだとしたらもしかしたら精神病院を勧める人が現れて実際に勧められても否と言って断る自信がなくなる要素のひとつに成り得るのだよとお医者は笑うだろうよと考えたがしかしどんな人間でも少なからずそういう部分はあるのだという脳みその反対部分の言葉が砂に埋れかけた自身を掘り出してくれて元気を装うなどという考えを文字にしているこの今まさにしているこの行為も誰かの目から見たら異常に映るかもしれないのであってつまり他人の目線や考えていることなどというのはいつまで経っても他人であるからして分かり得るものではないのであるので誰かの目から見たら異常かもしれないということを考え始め囚われたら最後息さえ出来ずしかし死ぬこともできずの状態に陥ってしまうのであるのだからそんなことは気にするべきではないのだと結論が生まれておおそれこそ真理などとベッドの上で喜び飛び跳ねながら考えたのは普通や常識という言葉の指す概念の曖昧さでそんなもので縛られているから気付いたら外での戦いが出来ずに内乱などというひたすらにひたすらに内なる部分でしか戦えなくなる現象であり現代病に組み込まれようとしているのは己の口から出す意見にすら責任はもちろんのこと自信も自我も持てず選択もできずの状態にあるということでありそれではあまりにも哀れで惨めすぎないかなどと考えた挙句の果てに苦肉の策として誰に見てもらうわけでもない手紙のような代物をこのようにつらつらと書き連ねる行動に至ったのであるがそういう行動にでたのもつまりは無意識下で勃発した内乱の収拾の仕方についてなにひとつとして予備知識もないためこのようなみすぼらしい右往左往をネット上に公開するなどという非常にどうしようもないことをしているのであるがどうやら私はこの中途半端な客観的な視点をもって考えていてわかったことといえばただひとつそう私はこの内乱を止められる勇者を探しているらしいではないか。

内乱

内乱

  • 小説
  • 掌編
  • サスペンス
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-23

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