桜のような人

桜のような人

桜の蕾を膨らます春の木漏れ日が
私の肩に触れた日に貴方が目の前に偶然あらわれて、胸がキュンとした。

桜の花びらを揺らす春の風が
私の頬を撫でた日に貴方は私にとって運命の人だと思った。

柔らかくて、優しい貴方の唇が
私の瞼を閉ざした日にもう離れないと心に誓った。

貴方に出会ったのは、偶然で、
貴方を愛したのは、運命で
今もここに二人並んで歩いているのは、お互いの強い気持ちがあるから

桜の花のように、優しく、繊細だけど、周りを圧倒させる存在感と誰もを幸せにする力を貴方は、持っている。
私は、桜のような貴方を照らす、月明かりのような存在でいたい。

桜のような人

桜のような人

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-22

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