桜のような人
桜の蕾を膨らます春の木漏れ日が
私の肩に触れた日に貴方が目の前に偶然あらわれて、胸がキュンとした。
桜の花びらを揺らす春の風が
私の頬を撫でた日に貴方は私にとって運命の人だと思った。
柔らかくて、優しい貴方の唇が
私の瞼を閉ざした日にもう離れないと心に誓った。
貴方に出会ったのは、偶然で、
貴方を愛したのは、運命で
今もここに二人並んで歩いているのは、お互いの強い気持ちがあるから
桜の花のように、優しく、繊細だけど、周りを圧倒させる存在感と誰もを幸せにする力を貴方は、持っている。
私は、桜のような貴方を照らす、月明かりのような存在でいたい。
桜のような人