My treasure。

My treasure. 私の宝物。

宝物。

私の宝物は、友達です。
友達の中でも特に大切にしている人との、
青春ストーリーです。

私の宝物は、心友です。
世界でたった一人の心友です。

10年前私たちは出会った。
平成15年、3月22日、春。
「はーいとりますよー?ハイチーズ」
パシャ
「もう一枚行きまーす」
今、入園おめでとうと書いてある、ステージの前で、
記念撮影をしている。
「はーい終わりましたー」
「はいじゃあカメラのおじさんに
皆でお礼を言いましょう」
と先生。
「さんはい」
「ありがとうございましたー」
「はーいどういたしましてー」
「ではみなさーん?お母さんたちと一緒に
教室へ入りましょう。」
「はーい」
みんな元気に手を挙げる。
バナナマークのはってある机に座った。
「みなさんー自己紹介をしましょう。」
「はーい」
自己紹介の内容は名前を言うだけだ。。
「ハイ次ー岩城真穂ちゃんー」
「はーい」
「私の名前はいわきまほです。」
当時三歳の私。
自分のことは馬鹿だから、
まほちゃんと自分で呼んでいた。

私のお父さんは、肺がんで、
その当時は、すぐ直るものだと感じていた。
一度しゅずつはしたものの、一度は成功。
でもまた再発してしまった。
何にも、遺伝だとか。。。。。
父はその当時、公務員をしていた。
そして住んでいる場所は公務員住宅だ。

入園してちょうど一年半がたつ頃、
父は亡くなった。
そして、近所に引っ越しをした。
バス通いなので、乗るメンバーも変わった。
「おとうさん。。。えーん・・・」
大泣きした。そのあと慰めるように、
遊園地に子供たちは行かされた。

バス通いで引っ越しして初めてのバスに乗った。
そうその時隣に座ったのがたまたまみさだった。
その時なくなったばっかりで落ち込んでいた。
そこにみさが話しかけてくれた。
そう。その人こそ、徳永美咲だ。
「おはよう。」
「おはよう。」
可愛いから名前は覚えていた。
最初の印象は可愛くて私には縁のない子。
と思っていた。
でもいろいろ話も合あったし、
その時お気に入りだったクマのキーホルダーを、
みさもおなじのもってて、よりいっそう仲良くなった。
でも幼稚園の組では年小、年中は組が違ったから、
バスの中だけの会話だった。
その時間が当時私の楽しみでもあった。
年長では、クラスも一緒になり、今まで以上に、
仲良くなった。

それから、幼稚園も卒園し、小学校に入った。
小学校ではクラスがあり、組は、離れた。

四年後、奇跡の再開。
4-2で同じクラスになった。
その時仲良かった友達と、みさが仲が悪かった。
でもある日、みさとみさの友達が、お姉ちゃんの悪口を
言っていたのに、友達が勘違いして自分の悪口を言っているのだと、
勝手に勘違いしてけんかしてた。
でもその時、
「亜美たちの悪口なんかいってないよね?」
って聞いた。
それがきっかけだった。
それから、捨て猫の件で
今まで忘れていた熊のキーホルダー
のことやいろいろ思い出し、
いつの間にか、心友になっていた。

My treasure。

呼んでくださり、ありがとうございます。
My treasure(2)もよろしくお願いします^^

My treasure、おしまい

My treasure。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-22

Copyrighted
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