イダテン同盟7

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 学校の帰り道、カオルはいつも不良に絡まれる。

 毎日、絡まれる

 一度は、絡まれる

 カオルはいい迷惑である。

「・・・はい、不良をブッ飛ばす」
アキヒトが言った。
「ダメだ(`_´)無理だ」
なぜか、カイトからの反論。
「なんで??」
イオンが言った。
「・・・アキヒトお前、主人公としての地位を失うところだぞ」
と、カイト。
「カイト!怖いこと言うな!」
アキヒトが言った。
「・・・お前ら5人にケガでもさせて、テメェらのリーダーみたいに少年院に入るようなバカな真似はしねぇ、悪い奴らを倒せるから正義の見方じゃねぇ、みんなを守れるから正義のヒーローなんだ・・・なんて、カッコつけた事言ったのは、どこのどいつだ?」
カイトが言った。
「しまったーーーっ!(ToT)/~~~」
アキヒトが言った。
「じゃぁ、どうすればいい?」
と、イオン。
「ケンカはダメだとしたら、・・・威厳でやっつけるか?」
カイトが言った。
「威厳ってどんだけだし」
と、アキヒト。

 次の日、アキヒト達は不良がいつも居るコンビニに行った。あと、数分でカオルがここを通りかかる。
 タイムリミットは数分、それまでに不良には退いてもらおう。

カオルは、不良に絡まれないかと、心配していた。ついにあのコンビニを通りかかった。
「姉ちゃん」
声をかけられた。
(また、あの人たち)
と、思ったが、そこにいたのはイダテン同盟、不良の格好をしているだけだ。
イダテン同盟→「こんにちはっ(*^o^*)」
カオル→「ありがと(*⌒▽⌒*)」

イダテン同盟7

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  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-18

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