瞳の先に
は、初投稿・・・!!あまり面白くないかもしれませんがよければ見てくださいww
小説ってムズカシイ・・・(゚ν゚)ニホンゴムズカスィネー
プロローグ 物語はそこから始まる
ブーツ、セーター、ジーパンを履いて誰もいない家を出た。手には赤いバラの焼印が付いた手紙を持って。
少女は暗く先の見えない道をまっすぐ見て歩き出した・・・。
第1章 手紙
遡ること3日前……
珍しく仕事が定時で終わり、早く家に帰ってゴロゴロしようと思い重い自転車を漕いでいた。
会社から家まで30分位なのでバスなどを使うより自転車を使った方が時間的、経済的にもよいのだ。
少し古いアパートに着き、錆びて茶色に変色したポストを覗くと真っ白な手紙が1枚投函されていた。
この錆びたポストには余りにも不似合いで、取り出すとき少し不安になった。
差出人などは書いておらず、只 「鈴木 真央様」 としか書いていなかった。
実家からの手紙かと思ったがここ最近は連絡が途絶えお互いに疎遠で、しかもこんな上等な紙で送ってくるはずも
ない。しかも封にバラのエンブレムがあり、少し不気味に感じた。
急いで部屋に上がり、慎重に封を開けた。中を見ると1枚の紙が入っており、開いてみると、
拝啓 鈴木 真央様
三日後 12時 大切なもの 箱より蘇る
是非お越しくださいませ。
Rose Earl
文字はパソコンで入力されており、手が恐怖で震えた。 なぜこんな手紙が私の所に来たのだろう・・・。
rose earlを翻訳すると薔薇伯爵。しかしここは日本であり、イギリスなどではない。
大体 ”大切なもの”とは一体なんなのか・・・近くにポアロやホームズがいればすぐに解いてくれるのに。
居もしない空想上の人物に言ったってしょうがないのに、今の私にはこの手紙のせいで冷静になれない。
ちゃんと場所まで指定されている。
普通だったら行かないだろう。しかし不思議と行かなくてはならないような気がしたのだ。
そして3日後私は暗い夜道に溶け込んでいった。
第2章 屋敷
私の目の前には真っ黒で不気味な屋敷が建っている。まぁ、ここに居るのは私だけではないのだが・・・。
周りには私を含め6人の男女がいる。歳はバラバラで、老若男女問わずだ。
やはり皆なぜここに呼ばれたのか解らず戸惑っている。
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