ソメイヨシノ


著者の海です。

マイペースでゆっくりとですが
気長に更新していきます∩゚ω゚∩


みなさんに読んでいただけたら幸いです。

では、次から本編になります∩゚ω゚∩

視線


初めて見たとき、息がとまるかと思った


どこか寂しげな横顔に。
消えてしまいそうな瞳に。


その時からきっと俺は
君に惹かれていたのかな?


でも君の視線のさきには……


別にその日は、特別な日でもなんでもなかった。

4月も半ばに差し掛かって
桜がちょうど散り始めた…そんな日。


だけど俺と君は…咲希は出逢ったわけで。


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高校2年になって二週間ちょい。
別につまらなくはない。

仲いい奴らに囲まれて、そこそこに充実だってしてる。
だけど、何かが物足りない気がしてた。


その日は学校も午前中に終わり、友達は遊びいくとか騒いでた。

気乗りしなかった俺は断って
そのへんの公園とかを一人で歩いてた。

その公園の奥には、大きな桜の木があって。
満開の時期も過ぎて花びらも舞い散り始めてた。

近付いてみると制服を着た女の子が1人立っていた。


興味本位で。そう。ほんとにそれだけだったんだ。

俺はその女の子に近付いてみた。

ソメイヨシノ

ソメイヨシノ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-11

Copyrighted
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  1. 1
  2. 視線
  3. 3