卒業の日。(2)
卒業間近の悲しい私の思いを
描きました。
よみがえる思い出
私は一人で教室に足早に帰っていった。
今までのよみがえってくる思い出を見返した。
1年生。初めての遠足。熱が出て休んだあのひ。
初めて6年生のペアと出会い、
繋いでくれた手。
ずっとはなしたくなかった。
2年生。新一年生がきて、学校探検をしたあの日。
初めての遠足。お弁当が凄く美味しく感じた。
3年生。小学年から中学年になって
はしゃいでたあの日。
4年生。二分の一成人式で、
成長を喜び、初めて母に書いたてがみ。
5年生。高学年になり、初めてやった
委員会。
学校の役に立てた気がして嬉しかった。
そして、最高学年6年生。
今までで一番の壁を乗り越えられるか
不安な自分がいた。
そんな自分が情けなかった。
卒業の日。(2)
読んで下さり、ありがとうございます。