君と恋の行方…
私は初めて恋をしましたー…
キーン
コーン カーン
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『ギリギリセーフッ!』
『はぁ…はぁ…花菜足早いよ…』
『うわぁ!!ごめんっ大丈夫!?』
『だ、大丈夫だよ
そう言って私は花菜にほんの少し…微笑みを見せた
『よかったぁ…!!』
『花菜ってば心配しすぎだよ』
『だってだって~』
「こらっ!!お前ら早く教室行け!」
『げっ!!坂西せんせー』
花菜の顔はギクシャクしていた
「花菜お前はまだプリント渡さんのか!」
『はいはーいっ!!持ってきましたよ~』
「全く…これ以上心配かけるなよ?」
『はいはい、行こっ莉愛♪』
『う、うん…先生失礼します』
そうして二人で教室へ向かった
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―――……
『花菜さん莉愛さんおはようございます』
そしてその子は二人に微笑みお辞儀をした
『唯花おはよ!』
『唯花さんおはよう』
その子は森山唯花さらさらのロングヘアーで男子に結構人気な子だった
『今日は遅かったですね?』
『おー!聞いてよ唯花朝から莉愛が告白されてさ~』
『も、もぅ…っ本気じゃないよ』
莉愛は少し慌てぎみだった
『で、そちらの方のお名前は?』
『えっとね~夕闇君…だったかな~?』
と、花菜は答えた
『夕闇君…』
ボソッと唯花は言った
『ん?どうしたの唯花?』
莉愛と花菜は心配そうに唯花の方をみた
『い、いえっ何でもありませんよ』
そしてそれと同時にチャイムが鳴り響いた――…
君と恋の行方…