ロードオブファンタジー 魔物との闘い

時間が空いたら更新していきます。
宜しくお願いします。

第1章・嫌な予感…

これはある村で起きた出来事である。


遠い昔、
人間とエルフ、
ドワーフそして魔法使いが居ました。

それぞれ同じ種族で暮らし、
お互い存在は知っていたが、
見たこともなかった。

その中のある小さな村からこの話は始まった。

その村には遠い遠い昔から祠がありました。
祠は何の為にこの村にあるのか村長だけが知っていた。

その祠にふざけて壊してしまったある若者がいた…。

たまたま通りがかった若者、
(アル・ジェド)以降アル。


アルはその若者に注意したが若者は逃げてしまった。
しかし、
次の瞬間辺りが薄暗くなり始めた。
すると壊された祠から邪悪な霧がアルの周りに集まりだし、
アル取り囲みアルの魂を吸い取ってしまった。

その頃、
アルを探していた父親は嫌な予感がして、
祠の方向へ足早に向かった。

祠に向かった父親は目の前の光景に驚愕した。

そこには魂を抜かれたアルが横たわっていた。


父親はアルを抱きかかえて村へと戻り、
村長に会った。
今までの経緯を説明された村長はその凄まじい光景に開いた口が塞がらないでいた。

何分経っただろうか…。
すると村長は徐に立ち上がり、
祠に父親と向かった。
アルを村に置いて…。

村長は祠の奥に封印してあった御札をみた。
しかし、
その御札ごと壊されていた。
御札が壊れていなければ今回の事態を防げたかもしれない。
だが過ぎてしまった事だ。

村長はアルの父親にある事を説明した。
何故祠がこの村にあるのか…。
何故祠に御札があったのか…。



アルの父親は世界中に巣食っていた魔物達を封印し、
この祠を作り世界の平和を守った勇者の末裔だった。

そこで村長は父親に再び魔物を封印するための旅に出るように伝えた。
しかし父親は小さな村の普通の人だった。
村の皆に比べると少し力が強いだけだった。
そんな自分が魔物達を封印した末裔なんて信じ切れずにいたが、
村長はある古文書を父親に渡した。

その古文書には見覚えのある紋章が刻まれていた。
その紋章は父親の家に飾ってある絵の一部にその紋章が描かれていた。

信じれなかったが信じきるしかなかった。
そして父親はアルを戻す為の旅に出ることにした。

第2章・勇者とその仲間達

魔物が蔓延る世界に魔王を倒さんとする者達が居た。

その一人が勇者アルフォンス。
アルフォンスはアルの父親の先祖でもある。

そのアルの父親の名前は、
アル・ドラド。

長きに渡り祠を守って来た一族だった。
しかし、
世界は平和になり何十年も経ち、
その役目すらも忘れ去られていた。

だがもう一人祠を守る一族が居た。
それは村長であるエルフの一族だった。

人間はエルフなど見ていなかった訳でなかった。
あまりにも人間とそう変わらない容姿だったため見分けがつかなかった。 

そして、
村長は勇者と共に魔王を倒した。
他にもドワーフや魔法使い、
多くのエルフ、人間達と共闘して魔物そして最大の強敵魔王を封印した。

戦いが終わり、
アルフォンスと村長(ロイズ)は祠を作り魔王をその祠に封印した。

しかしロイズはそれだけでは納得しなかった。
いつの日か封印が解かれるかもしれないと懸念していたのだ。

そこで勇者の一族とロイズの一族で祠を守ることにした。

しかし人間であるアルフォンスは寿命がきてしまい、
ロイズを残し、先に死んでしまった。

ロイズは祠の様子をを見ながら、
勇者の末裔を見守っていた。


その村長の元で育ったアル・ドラドもまた紛れもない勇者の末裔なのだ。
そして今封印を解かれた魔王を倒す旅に出たのだ…。

第3章・戦いの準備

これはまだ魔物が世界に蔓延っていた時代の話だ。

今から約100年前になるだろうか…
当時の国は魔物によって分断されていた。

その国の一つがアルフォンスが居るシルベリア王国だった。
シルベリア王国はアルフォンスが国王として国を支えていた。
アルフォンスの父親は魔物に不意を突かれ殺されてしまった…。
それがアルフォンス17歳の時だった。

アルフォンスは若くして父親を亡くした。
それと同じ時期、
アルベルトと言うアルフォンスと同じ年の青年も父親を亡くしていた。

同じ境遇を持つアルベルトとはすぐに打ち解け、同じ師の元で修行を重ねていた。

そんな中、師匠はある提案をした。
それは義兄弟の契りを交わす事だった。

アルフォンスとアルベルトは悩む事無く快諾した。
生活が特別変わることではなかった…。
だがお互いの存在が大きな支えだった。

それからアルフォンスはア一国の国王になり、アルベルトはその右腕となった。

アルフォンスは武才に長け、アルベルトは戦術に長けていた。
この二人が居れば国民も安心しきっていた…。




そんな時…
シルベリア王国に魔王軍が押し寄せてきた!!
魔王軍は見る見るうちに城へと攻め込んで来たがそれを許す程バカではなかった。
アルベルトは城の各所に罠を仕掛け、魔王軍を防いでいた。
一方アルフォンスは魔王軍の背後を取り後ろから魔王軍を追撃していった。

魔王軍は戦術にやらせ早々に撤退していってしまった。
アルフォンスとアルベルトは追撃を考えたがそれをさせない程、
異様な空気が辺りに広がった……!!

今まで姿を現さなかった魔王が遂に姿を現したのだ!

第3章・戦いの準備2

咄嗟に引いたアルフォンス達は正しかった…。
今戦いに行っていたら間違いなく殺されていただろう。

そこでアルフォンスはアルベルトに王国を託し、
魔王軍討伐の旅に出ることをアルベルトに誓った!

無論アルベルトは反対したが何上一度言い出したら訊かない性格をアルベルトも分かっていたので、
深く反対は出来なかった…。

アルフォンスは友人である魔法使い(ジルドラ)に頼み、
魔王討伐の仲間になるように説得した。


ジルドラは少人数では勝ち目がない事は重々承知していたので、
更に仲間を集める為にエルフの森へアルフォンスを案内した。



エルフは人間が魔王軍と戦う以前から魔王軍と戦っており、
戦い方や弱点なども知っていた。

アルフォンスは何とかエルフを説得し仲間に入れることが出来たが、
まだ戦力的に不安が残っていた…。

魔王軍の力は強大でその数ゆうに数十万の軍勢に膨れ上がっていた。
そこでアルフォンスは一国の王の立場を利用し人間の軍をかき集めた。
そしてエルフの軍もそれに賛同しロイズ率いるエルフ軍をシルベリアに向かわせた!

更に軍勢を広げるためにアルフォンスは地下に潜り、ドワーフの力を得る為に説得しにいった。
またドワーフも地下からシルベリアに向かった。

そしてアルフォンスもシルベリアへと馬を走らせた。

また魔王軍も再びシルベリアへと軍を進行させ始めた。
人間軍とエルフ軍とドワーフ軍の連合軍と魔王軍の最大の戦いの火蓋が切って落とされようとしていた!!

第3章・戦いの準備3


アルフォンスはシルベリアに向かう途中にとある街を訪ねた。
魔物の存在すら忘れてしまうほど静けかえっていた…。


なぜ静かなのかアルフォンスは街を隈なく見回った。
しかし人の気配が全くない…。



そんな時一つの民家から人の気配がする…!!
そこに向かったアルフォンスに衝撃が走った。

なんと魔物が人間に取り付いていたのだ!
取り付いた人間は魔王軍に加担し、
アルフォンス率いる連合軍を討ち取らんとシルベリアに進行しようとしていた。

幸いアルフォンスの存在に気付いていなかったので、すぐに引き返し馬を走らせた。
人間をも取り付かせるなど魔王の力はどれ程あるのだろうか…。


アルフォンスはシルベリアに着こうとしていたその時…!



魔王軍がすぐ傍まで来ている事に気が付いた。
この調子だと明後日の夜には魔王軍は攻め込んで来てしまう。

早急に王国に帰って作戦を練らないといけない。
しかしエルフ軍と人間軍は既に王国に着いていた。

エルフ軍のロイズは自分の持てる全ての知識をアルベルトに託し、
王の居ない中作戦をロイズと共に練っていた。

その頃ドワーフ軍もシルベリアに到着しようとしていた。
後はアルフォンスが戻ってくれば作戦も大詰めに入る。


しかしここまで早く魔王軍が侵攻してくるなど誰も予想出来なかった…。
それ程魔王の力は強大なのか…。

ロードオブファンタジー 魔物との闘い

読んで頂きありがとうございます。
まだまだ誤字脱字がありますが、
これからも宜しくお願いします。。

ロードオブファンタジー 魔物との闘い

概要は読んで頂ければ分かります。 ファンタジーです。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-08

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

Derivative work
  1. 第1章・嫌な予感…
  2. 第2章・勇者とその仲間達
  3. 第3章・戦いの準備
  4. 第3章・戦いの準備2
  5. 第3章・戦いの準備3