見えているものと見ることのできないもの

あぁ。


        だいっきらいなにおい。
 この香水。
   




      値段をつけろと言うので、数字にしてみたら
            あたしの価値が なくなっちゃった。
  


くだらない話。 選んだのは あたしね。


       生まれたときから


      

   あたしは「こう」だったわけじゃないよ。
       そして 死ぬまでこういう笑い方をするわけでもない。



やりたいときにやりたいだけやりたいことをするよ。




いったいなにいろ?

あたしのからだは






あなたが嫌いになりました。




あなたが嫌い。



あなたが嫌い。




あなたがいないー「よる、眠る」のは そう見えるだけかもしれない。

本当は そのときにこそ、目覚めているのかも。



あたしは 昼間 眠る。
起きている様に見えて 

眠っている。



       気が変になりそう。

         
                    何もわからないんだもの。




ずっと探しているのに



       一生 みつからないのかもしれないんだもの。

               ほんとうは
                        答えなんて。
どこにも。




  かみさま あぁ。だからあなたがいるの。



独りぼっち




だから救える



あなたはこんなにも ひとりで
だから こんなにも やさしいんでしょう。


今この眼に見えているものも
それからこの眼では見ることが出来ないものも
たぶん同じ あたしがこの世に生きているから同じ。

見えているものと見ることのできないもの

見えているものと見ることのできないもの

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-06-06

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