コミュニケーション

あたしはあたしというDNAを持つ俳優である。
そうすると人生は舞台だね。
脚本家ももちろん自分自身で、
これから先 好きな台本を好きなように書いて
好きなように演じていく。

本物とか確かなものとか そんなものないけど
自分の人生 その形のないものを信じて 最後まで演じきったら
あいまいなものも本当だったといえるんだと思う。

考えると本当に本当に面白い。

みんなたぶん見えてる世界はちがくて
全然違った色をしているのに
その眼から見える景色を
誰もが見る景色だと思っている。


それは だれも他人の眼で見たことなくて
伝える手段が 電子記号のようなものだからだ。

表現という。


あたしはあなたにはなれないし
あなたに見える世界を 同じように見たり感じたり考えたりはできないんだぁー

だから 近くにいないと。
一生分かり合えないけど
わかりあう努力をしないと。



コ ミュ ニ ケー ション。


深くて計り知れない。


あたしの生きてる証だわ。

コミュニケーション

コミュニケーション

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-06-06

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