コミュニケーション
あたしはあたしというDNAを持つ俳優である。
そうすると人生は舞台だね。
脚本家ももちろん自分自身で、
これから先 好きな台本を好きなように書いて
好きなように演じていく。
本物とか確かなものとか そんなものないけど
自分の人生 その形のないものを信じて 最後まで演じきったら
あいまいなものも本当だったといえるんだと思う。
考えると本当に本当に面白い。
みんなたぶん見えてる世界はちがくて
全然違った色をしているのに
その眼から見える景色を
誰もが見る景色だと思っている。
それは だれも他人の眼で見たことなくて
伝える手段が 電子記号のようなものだからだ。
表現という。
あたしはあなたにはなれないし
あなたに見える世界を 同じように見たり感じたり考えたりはできないんだぁー
だから 近くにいないと。
一生分かり合えないけど
わかりあう努力をしないと。
コ ミュ ニ ケー ション。
深くて計り知れない。
あたしの生きてる証だわ。
コミュニケーション