新世界戦記～SOLDIERZ～　世界観設定

世界観設定等
15thソルジャーズの所属する第666戦術部署は政府直轄の、暗躍機関「フォーミュラー」に属する部署のひとつ。フォーミュラーには、300の部署があり大きく分けて「戦術部」「防衛部」「支援部」「工作部」の四つに区分される。第666戦術部は、どの区分にも分類されず、いわゆる極秘部署といったところで多種多様な任務を求められる。フォーミュラーは表向きの都合上、慈善事業と政府武力の強化・抑制の活動などをしている。もちろんそのための部署も存在しており、実際に慈善事業などの活動もしているので実際、その活動範囲は広く視野は世界に向けられている。

ユウが暮らす世界は地球のように人類が生活できる環境がある星で「アリス」という。星が誕生してから5000年という非常に若すぎる星であるため、不安定な部分も多い。アリスは大きく分けて、12の地方に分かれており「シュランプール地方」「スウェイル地方」「ゾルバ地方」「ディオス地方」「ドウリン地方」「カッツォル地方」「メディム地方」「ファルカス地方」「マッド地方」「コルディーノ地方」「バーゲル地方」「エンド地方」がある。しかし、世界の面積すべてを「シュランプール」という国が治め、シュランプール政府とフォーミュラーが統治している。シュランプールが世界を統治し始めた時をＳＰ歴（シュランプール歴）０年とし、本作はＳＰ歴１９７年が舞台である。なおフォーミュラー本部のあるシェリンドール地方も、名目上は政府の統治下にある。シュランプールにはいくつもの地方や市が存在しているが、そのどれもが政府により管理されており、それに不満を抱く者も少なくはない・・・。そのため各地で暴動などが起きており、鎮圧または制圧のために軍やフォーミュラーも任務に出向く形になっている。

第666戦術部はフォーミュラーの中でも重要機密に分類されているが、目を見張る功績によりフォーミュラーの内部では、その存在は案外広く知れ渡っており、今ではフォーミュラーの中でも「戦闘・防衛・諜報」において最強クラスの部署である事実から、「エリート部署」という見方があり一般の部署に所属する構成員たちからは、憧れと尊敬を集めている。（メンバー達はエリート部署と呼称されるのを嫌っている者や、自らの自信につなげている者など様々ではあるが、大半は一部署として考える者が多いためあまり快くは思ってはいないようだ）666部署は所属するメンバー全員が魔力適性を持つ人間で構成されているため、無論適性がない者は入隊する事は出来ない。発足わずか3年という期間だが、間違いなくフォーミュラーの中核を担う部署になっており、これはメンバーたちの苦労の賜物である。多種多様な任務をこなし、世界の安定と秩序を守る彼らの戦いは、逃れられない私怨とやがて星をも巻き込む事件へと発展していく。