サイコパスの種　第一章　「処刑ピエロ」その４

少し投稿が遅れてすいません（泣）
そんなわけで、今日は可憐ちゃんがかわいいｗｗｗ
自分で言うのもなんだけどねｗ
ぜひ見てほしいです。
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最高のカウンセリング

放送が終わった瞬間、自分の前で起きたことに理解ができず、力が抜け、
その場に座り込んでしまった。可憐も相当精神的に来たのかトイレに逃げ込んで
泣き続けていた。
そんな苦しんでいる可憐の後ろに行って「大丈夫」という事しか言えない自分が情けなかった。
そのあとに、琢磨から今すぐ会えないか？という電話をもらった。
俺は、可憐を家に送ってから警察署に行くことにした。
警察署につくと、あたりは騒然としていた。電話が殺到し、資料を持ってうろうろする
人がそこら辺をうごめいていた。
そんな中、玄関でいつものようにクールな琢磨が待っていた。琢磨はここだとあれだからと言ったので、近くの喫茶店に行くことになった。
喫茶店についてからはもちろん処刑ピエロや堂華の話になった。
琢磨は、やはり堂華のことを調べてくれていたようで、いろんなことを教えてくれた。
堂華　遊斗は、本人が言っていたようにフリーターで、学生時代に集団レイプ事件を起こして、逮捕されたようだ。少年法のおかげで１年あまりで出所できたそうだ。
本人自体は深く反省していたらしく、出所してからはたびたび公園で子供と遊ぶ姿が見られていたり、妊婦などが荷物を持っているのを見るとその荷物を持ってあげたりしていたところを近所の住人が見ていたようだ。
家は、一家バラバラ殺人事件があった場所より７００ｍも離れていたらしいので、事件があった日に犯人とでくわすのは無理だということだ。
つまり、完璧に嘘をついているということである。どうしてこんなことをしたのかはまだわからない。
結局そんな話しかしていなかったので、喫茶店のメニューすらあけることはなかった。

帰ってから俺は一応晩御飯を作ることにした。さすがに死体を見てしまったので、肉を食べる気にはならなかった。
結局晩飯を食べてからも、何も考えることすらできなくただいつもどおりの生活を送ることしかできなかった。今頃可憐はどうしているだろうか。明日、ちゃんと事務所に来てくれるのかな、なんてことしか考えることができなかった。

次の日、いつもどおり新聞を見ていると当たり前のように昨日の出来事が乗っていた。
死体も見つかったらしく、事務所から1ｋｍぐらい離れた廃工場で見つかったようだ。
新聞を見てから俺は、少し可憐が心配なので早めに事務所に向かうことにした。
事務所につくと、いつもと変わらない・・というわけでもないが、普通に可憐がいた。
別に、好意があるわけでもないが昨日からとても心配していたので、いることが分かっただけでとても安心した。
「先生、今日はカウンセリングの予約もありませんよ、どうしますか？」
といつもよりは少しテンションが低めで問われたので俺は、
「昨日行ったとおり、8年前に加賀見が起こした事故の現場に行ってみたいと思う。」
といった瞬間、可憐が少し泣きそうな顔で
「まだ、事件のこと調べるつもりなんですか。正直私は嫌です。私は・・・私は・・・」
話しながらどんどんと涙が出ていた。そして最後に
「先生があんなふうに死んでしまうんじゃないかって思っちゃって。これ以上この事件に首を突っ込むと堂華さんみたいに・・・」
といって可憐は泣き崩れた。顔が真っ赤になり大粒の涙がメガネにたまっていた。
そんな可憐に俺は何も言う事が出来なかった。
絶対大丈夫ともいえないし、確かに事件に首を突っ込んで犯人を威嚇するようなことをすると俺もあんなことになってしまう。
だが、俺が解決しないで誰が解決する？堂華と話をしたのは俺ぐらいしかいない。
もしかしたらあのカウンセリングは俺に対するＳＯＳだったのかもしれない。
そんな気がしてたまらない。
「可憐、お前の言い分もわかるし、できれば俺も首を突っ込むのをやめたい。だけど、
本当に堂華が俺たちに助けを求めていたのなら、俺は絶対に助けてやらないといけない。
あいつはもう死んでしまったけど、この事件を解決するのがあいつの為にできる最高のカウンセリングだと思う。」
といって、扉を開けようとした。すると
「わかりました、私も行かせてください。だって私は、カウンセラーの助手ですよ」
と可憐が笑顔で言った。

やっといい感じに進んだ気がしますｗ。
バイト中とか、通信制の高校のレポートとかやりながら考えました。
裏では動画編集なんかもしているから大変なんですよーー
なんて、ただの愚痴ですけどねｗｗｗｗｗ
さぁーーーて続きはどうなるかなｗ