未恋の乙女

未恋の乙女


私が思う心
それは、未恋と言う心

私が追い求める人
私が追い続ける人

遠い存在と思ってしまう程に
私の周りには誰も居らず
自分の恋は未恋のまま

言葉に出して言う事
恋をして好きと言える事
涙を流しても何の意味も無い

決して叶わぬ事ではない
ただ私の心が寂しいだけで
そばに居てくれる人を求め
私は恋を追い求める

自分を隠さず
自分に嘘を付かず
自分に正直に

未恋を恋愛へと
一歩一歩前へ進み
私は恋を叶えたいと願う

貴方は私が好きですか?
こんな私を好きで居てくれますか?

季節を問わずして
貴方は私の心を満たし
愛し続けてくれますか?

はかない夜に
寂しさで眠れない夜に
私は恋がしたい

どんなに遠くても
未恋と言う鎖を断ち切って
私を愛してくれる貴方の元へ

私はいつか
貴方の胸の中に
永遠に一緒に居たいと
そう願う未恋の乙女である―

未恋の乙女

未恋の乙女

一人の少女が、心の中で叫び続ける未恋の乙女の詩である。

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-03-02

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