サイコパスの種 第一章「処刑ピエロ」その2

今回はグロテスクな表現は少ないと思います。
僕的には、可憐ちゃんの出番を増やしたいんですが・・・・ねぇwwww
あと、この作品のイラストを募集しております。表紙向けのイラストだったり、キャラクターたちのイラストだったらり
作者・・つまり僕のイラストなどなどを描いていただきたいです。
描いてくださった方は僕のツイッターのほうに投稿していただきたい。イラストぐらい自分で書け!!なんて思う方がいらっしゃる方がいると思いますが、
僕が描いたらある意味サイコホラーなイラストが表紙になりそうなんでねw
そんなわけでぜひ読んでください。
ツイッター>>https://twitter.com/313Evils

可憐ちゃんは、僕の中でめがねをかけている設定ですw

なにかがおかしい、なんだこの違和感。いつもの事務所とは違う感じがした。
かなり大きい内容の相談だったせいか紅茶を作っていた可憐の手も止まってしまった。
そんなリアクションの俺らをおいて、相談者がはなしだした。
「じつは、高級住宅街一家バラバラ殺人事件が起きた場所って私の近所なんですよね。
その、だから、なんというか」「自分の家が怖いってわけですね」
いきなりおろおろし始めた相談者にすかさずフォローを入れた。
普通のカウンセラーだとよくある相談である。カウンセリングの専門学校にいたころも
このような問題の対処法がテストに出ていたくらいべたな質問のうちの一つだ。
まぁこの事務所では、最初で最後かもしれない相談だけどな。
でもなんだろう、普通の相談のはずなのに何か心にもやもやしたものがある。
まぁ、まずこんな事件が珍しいからかなんて思いながら話の続きを聞くことにした。
 それから、少しの時間いろいろな話を聞いた。可憐の作った紅茶を持ってくるころには
緊張もほぐれたのか、事件の内容以外の雑談も結構な時間聞いていた。
簡単にまとめると、相談者の名前は堂華 遊斗(どうか ゆうと)(23)男性で、
事件のあった家の目の前に住んでいて、フリーターである。
堂華によると、夜中の2時ぐらいに見知らぬ男が加賀見さんの家から出てきたのを見たらしい。少し不振に思い、家の前を見ると、血だらけのナイフが落ちていた。
あせって家に自分の家に逃げ込んだそうだ。
警察にいおうと思ったが、言ったら疑われるのではと思い言えないようだ。
そして、帰る直前になってあることを言い出した。
「そういえば、処刑ピエロの噂って知ってますか?」また噂かよ。
俺は適当に、「いや知らないですけど」とできればここでめんどくさい話から脱出したいな、なんて思いながら答えた。だが現実はそんなに甘くはなく、
「結構有名な話ですよ、有名な殺人鬼の噂。昔犯罪を犯した人間、つまり前科を持っている人間を処刑しにくるという噂ですよ。実はあの加賀見家の父親、義和さんは8年前に、飲酒運転をして交通事故で子供を殺しちゃったんですよね。」
だからなんだよ、とツッコみたかったが一応相談者なのでスルーした。
「もし、調査してくださるのでしたら多分、8年前の交通事故調べた方がいいですよ。」
なんでお前に命令されなきゃいけねーんだよ。てか俺は探偵かなんて思いながら
一応これも誰かを救うことになるから調べてみるかと思った。
「でわでわ、今日は帰らせていただきます。家は怖いからどっかホテルにでも泊まりますかね。」相談者がそんな独り言をつぶやいた瞬間、可憐が
「ならその辺のホテルに連絡でもしましょうか?」といった。
この子ホントできる子やなーなんて思っていると、それに対して相談者は
「いいですよ、自分で探しますから」という言葉を放った。
おいこら、せっかく親切で言ったのになんだその返しは、なんて思いながらも
帰っていく堂華の背中を見ていた。
帰ってから、次の相談者が来るまで俺と可憐は、新聞やインターネットなどで事件について調べることにした。一応堂華の言っていた加賀見義和の起こした事故についても調べようとしたときふと可憐がある一言を放った。
「あの依頼者なんか変ですよね。」可憐も少し違和感を覚えていたようだった。
「よくある質問だよ、カウンセラーだったら。」
「いや、そうじゃなくてどう考えてもおかしいんですよ。」
まぁ、いきなり噂のことを語りだすようなオカルトマニアにおかしくない人はいないと思うけどなんて思っていると可憐が
「だって、なんであんなに事件のこと詳しいんですか?それに、近所に住んでいたらふつう警察が事情聴取なんかをしていてこの時間こんなところこれないですよね。」
確かにそうだ、事情聴取ぐらいは警察もするだろうし、聞き込み調査もするだろう。
そんなことを考えながら、調べているとあることに気付いた。
「可憐、もうそろそろ午前中予約していた相談者が来る時間じゃないか?」
時計の針はすでに11時を指していた。
「何言ってるんですか?さっき来た堂華さんが今日午前中予約していた人ですよ。」
その一言を言った瞬間全身に寒気が走った。
そう、ここで一つの矛盾が生まれたのである。

サイコパスの種 第一章「処刑ピエロ」その2

どうだったでしょうか?面白かったでしょうか?
この前の心理テストのサイコパスの答えを教えましょう。
サイコパスだと「その子の葬式であの人に会えるから」と答えるそうです。
さて、あなたの答えはどうだったでしょうかね。
さて今度の心理テストです。
今回は選択問題です。
もうすぐ恋人の誕生日。あなたは何か特別な演出とともにプレゼントを贈ろうと考えています。
さて、あなたの思いついたサプライズプランは?
A、友達を巻き込んで大がかりに準備
B、返送して脅かす
C、クラッカーや風船で派手に迎える
D、手品でプレゼントを取り出す

さてあなたの答えはいかに。
ちなみにこれで復讐するときにする行動がわかるみたいです。

サイコパスの種 第一章「処刑ピエロ」その2

どんな人間でもサイコパス(異常人格者)にすることができる種があったらどうしますか? いろんな方法で復讐ができますね。 まぁただの噂、迷信なんて言って信じていない話が現実にあったらどうしますか? グロテスクな表現が含まれていますので見るときは気をつけてください。

  • 小説
  • 掌編
  • サスペンス
  • ミステリー
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-24

CC BY-NC-ND
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