ガンダムZ 0087 17我

「私はこの船の艦長のユキ・ジャスティリアだ。そしてコイツは副官の
アーロンだ。この船は現在エゥーゴとのランデブーに向けて動いている。」
俺たちはあの後ムサイに連れて枯れた。
そして、何故か自己紹介をすることになった。
「中佐、エゥーゴの船が見えてきました。」
「そうか、では回線を繋げ。」
「了解。」
この船にはすでに二日ほど寝泊まりしている。
リリィとユキさんが一悶着あったりしたが、案外楽しかった
ような気がする。

「「こちらはアクシズ所属の船だ。聞いての通り
エゥーゴへの亡命者を連れてきた。戦闘の意思は無い。」」
「わかった。ではこちらから使いを送る。」
ティターンズの船が消えてから二日たつが、本当に野放しでいいのか?
「クレア、行ってくれるな?」
「はいはい、わかってますよ。」
大体なんで私が行かなきゃならないのか…
「クレア・ラピス、ネモ行きます。」

「この二日間、大変お世話になりました。アーロンさん」
「……なりました。…」
「気にする事はない。困った時はお互い様だ。
後、レオン君。彼女を大切にしろよ。」
艦内放送が流れる。
「「行くなら早くしたほうが良いぞ。エゥーゴも急いでる
みたいだしな。」」
ユキさんの声だ。
「わかりました。」
そういって俺とリリィはバイアランに乗り込んだ。
なぜ俺もかというと…
これはまた別の機会に話したい。

「ようやく出てきたわね。」
まったく何をもたもたしてたのかしら
「じゃ、いくわよ。」
「「は……い。…解りました。」
粒子が多いのか通信が途切れ途切れに
なっている。
しかも最初に男の声が混じってた気がする。

ガンダムZ 0087 17我

ガンダムZ 0087 17我

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-02-24

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

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