散漫

気取った君の顔が緩む


空中を仰いでいる

何も考えていなさそうだけど


考えているふりをしてるのかな


あぁその仕草を盗み見る



目を閉じたふりをして
間抜け な瞳
感じる 距離へ
背中が緊張する
気が狂いそう


(ジゲンの吸う煙草の銘柄 はなんだっけ。)


夜が明ける、そのように

何も知らない
これからも知らないかもしれない



そんな時こそ人は以外に冷静である


後は記憶よりも事実が濃く残る
意識がとてもぶれていたから

散漫

散漫

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-06-04

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